魔法の洗濯機<TED動画紹介>

9月も半ばに入りましたが、まだまだ真夏日が続いています。節電が叫ばれるようになって2年目、この夏は暑さに少し身体が対応できるようになってきたと感じる人もいるのではないでしょうか。
熱中症は困りますが、着るものや水分のとり方に気をつければクーラーなどに頼らなくてもある程度は身体の状態をコントロールできると学べたことは、電力を無駄遣いしないことと同じかそれ以上に私たち自身にとって有益ではないかと思います。

さて、私たちは日本で、エアコンや照明、電話やパソコンなどといった数限りない電子機器に囲まれて生活しています。ですが、世界70億人がみな同じかと言えばもちろんそうではありません。世界中の人たちが同じような生活をしてしまえば、地球環境は早々にも破壊されつくしてしまうだろうというのは今や常識です。

とはいえ、世界の一部の人々が電気を使いまくり、残りの人々が原始的な生活に取り残されていることがよいことかと言えば? どうでしょうか?
例えば私たちが当たり前のように使っている洗濯機、この恩恵を享受しているのは世界70億のうちの約20億人です。残りの50億人は、何時間もかけて手で服を洗っている。
このことをあなたはどう解釈しますか? 
またあなた自身はこの事実とどう関係していると思いますか?

以下にご紹介するTED動画は、答えに導いてはくれません。ですが、世界のお偉いさん方が皆で頭をかかえているこの問題を、自分でも実感をもって考えてみるきっかけにはなると思います。