「自分が今、志望校までどのくらい近づいているのか?」……誰もが知りたいこの答えを、比較的簡単に教えてくれるシステムがあります。
そう、模試結果についてくる「判定」です。
高1、2の時にE判定を出して笑っていた人も、高3の秋以降になってくると笑ってもいられません。笑うどころか……ですね。CやDでも頭を抱え、A~B判定が出ないと安心できない人が多いかもしれません。
でも、A判定でも落ちるときは落ちるし、E判定でも受かる人は受かります。
そして直前までE判定だったのに受かったという人は、ほぼ例外なく現役生です。
入試には実際のところ「安全圏」なんてものがないのと同じように、「絶対無理なレベル」もありません。現役生ならなおさらです。
実際、D判定、E判定だった志望校に見事合格した塾生をリープエンジンは何人も見てきています。(ちなみに小生が受験時に合格した大学は、直前の模試でC~D判定だった所が多かったような記憶が。)
どこかの塾のキャッチコピーではありませんが「現役生は直前まで伸びる」。これは確かです。
だからといって一発玉砕を狙うのは危険なため、複数校受験の大学選びも真剣におこなうのです。
当塾では、塾生の皆さんに対して「滑り止め校をものすごく真剣に、じっくり考えて選ぶこと」を推奨していますが、それは、どんなに高望みと言われても、“一番行きたい学校”を気兼ねなく受験できるようにするため。「ここならまあ行ってもいいかな」と思える学校を持っておくことは、このような意味でも大切なことなのです。
仮に、第一志望がかなわず第二志望、第三志望がOKだった場合、どのような決断を下すのか……そんなことはそうなった時に考えればよろしい。
今は、安心して、とにかく力いっぱい進む時です。