リープとは――6年以上見てきた僕にとって(卒業生Y、科学大1年)

★はじめに――余談と結論

皆さんこんにちは!
リープエンジン卒業生であり、現在もリープで勉強させてもらっているYと申します。

いや〜少しずつ肌寒い季節になってきましたね。
秋なんて3日くらいで終わちゃって一気に冬が来るなんて思ってましたけど、今年は秋が長い!
これは良いことです。ぜひ季節を感じていきましょう!

季節を感じる方法はいろいろありますが、やはり「食」と言ったところでしょうか。
これから寒くなるということでオススメの鍋スープを共有します。
それはイチビキさんの「赤からスープ5番」、辛さの奥にある旨さがたまらないんですよね! ぜひご賞味あれ!

……と余談はここまでにして、自己紹介でも説明したように、僕はこのリープエンジンの卒業生であり、約6年間お世話になりました。
そしてご縁あって、今でもリープの先生方と勉強させていただいています(教材作成や指導の補助をさせてもらってます)。
そんな僕の、率直なリープに対する感想をお話しさせていただきたいです。

結論から言うと、リープに入ってて良かった! リープには感謝しかないです!

なぜそのような経緯に至ったか、ざっくりと中学生、高校生のときに分けて話したいと思います。(皆さまの参考になれば幸いです。)

★中学の頃――退塾の瀬戸際

中学の頃、僕は英語が大の苦手でした。
小学校の時にあまり集中して授業を聞いていなかったので、中学で初めて大文字と小文字の概念を知ったくらいです。

リープでは英語の授業を受けましたが、もちろん入塾した当初は全く分からず、毎週行われる確認テスト(100点満点)では30点以下をとることもしばしば……。
(塾の入り口で英単語のスペルを必死で覚えていました。特に、doctorのスペルを手のひらに指で何度も書いて暗記していた記憶があります。)
また、リープにはクラスが2つあり当然僕は下のクラスに在籍してました。

塾に入ってからしばらくすればだんだんと理解してきましたが、授業の速度についていけてないとも感じていました。
これは先生方にも言っていないのですが、中学2年生のとき僕はリープを退塾しようかと思っていました。
内容が難しく逃げたい気持ちがあったからです。

しかし、授業自体は楽しく、毎回僕は、「リープを辞めようかな→授業楽しいからやっぱ続けよう→難しいな辞めようかな→やっぱ続けよう」と思い悩んでいました。

リープに残る決断をしたのは、時間が解決させた部分も大きいですが、「授業は面白いし内容が難しいなら質問して理解するまでやればいい!」と心にそう覚悟を決めたからです。
(ここから僕は先生にめちゃくちゃ質問しまくりました。)

★高校の頃――Xとの出会い

そして高校生になると、成績も安定してきてついには学校のトップ争いに参加するようになりました。
リープでは英語に加え数学もとり、英語ではついに上のクラスに。だんだんと受験を意識し始めました。

そんな中、高校2年のとき僕は必然であり運命的に出会った、同じリープ生で生涯の友人Xと仲良くなりました。
彼とは同じ高校で前々からお互い存在は知っていたのですが、彼が英語の上のクラスに常にいたり、高校でも同じクラスになったことが無かったりとなかなか出会わずじまいだったのです。
しかし、ついに高校でもリープでも同じクラスになり日常的に話すようになっていきました。

彼との出会いが僕の運命を変えたと心から言えます。
というのも、詳細な内容は伏せますが彼は高校でも有名人で、ある人は天才と称してました。
だから僕は彼のことを仲良くなるまで生まれながらの天才なんだと思っていました。
しかし、彼と出会いその印象が変わります、彼は着実な努力を積み重ねる誠実な男だったのです!

「生まれながらの天才」ではなく、コツコツと日々努力を惜しまず続け成し得た所業。
誰しもがやることはできるがそう上手くはいかない、「誠実にそして冷静に物事を見極め、勉学に励み続けた努力の人」、そんな印象を受けました。

ここから僕は、すごいと呼ばれる人々はただ単にその素質があるのではなく、皆がやり続けられないことをそれでもやり続ける「覚悟」があるのだなと、そしてそんな彼の生き様に憧れを持ちました。
彼との出会いで受験への意識もよりはっきりとし、遂に高3の1学期が始まり、彼と共に勉強をし続ける毎日を送りました。

季節はめぐり高3の冬、僕は共通テストが近づくにつれだんだんと不安が募ってきて、あらぬ心配(6年間もリープにいて一体いくら親に払ってもらったのだろう……ちゃんと成果を出せるのかななど)をするようになりました。

しかし、そんなこと心配してもしょうがない!
不安は努力してきた証だと考え直しそして、これまでの6年間でのリープで学んだこと、Xだけでなく多くの友人に塾で出会ってきたこと、それは中学2年生のとき辞めていなくて本当によかったこと、そのすべてに感謝することが大事だとそう思いました。
そして、感謝することはすべてを受け入れること、すべてが僕の味方になるとそう考えに至り受験に全力で挑みました。

というわけで現在、ご縁があり無事第一志望の大学へ進学をし、ありがたいことにリープで働かせてもらっています。

* * *

いかがでしたか?
塾というのはただ勉強するところではなく、人として成長する場所だと僕は思います。

僕のリープ人生が誰かの参考になれば嬉しい限りです。
読んでいただきありがとうございました。

卒業生Y

追伸
ちなみに、最近「赤からスープ15番」というとんでもない辛さの鍋スープが発売されてて、食べてみたいです。
買いました。今度作ります。辛いもの好きの方は買ってもいいかもしれません(保証はしません)。