新高3生の英語学習,今回は文法と解釈についてまとめます。
文法といっても,たとえばセンター試験では主に「語法」といって名詞や形容詞などに関する知識問題のほうが多いので,驚異的に得点になるというわけではないのですが,英語の勉強を効率良く進めていく上で必要な勉強です。
具体的には高1,2生の頃使った文法のテキストと問題集をざっくり解き直していけば十分。入試問題を解く上で必要な知識が全て入っているわけではないが,まず「何が基本的な知識・考え方なのか」を理解するためには大切なステップです。この基礎的な勉強は春休みの終わりまで,部活で忙しい人はゴールデンウィークまでに必ず済ませてください。
ここで注意したいのは,勉強しながら「なんか理解できない」「しっくりこない部分がたくさんある」という場合は中学英語が抜けている可能性があるということです。そういう人は春休み中に,中学英語をたどり直して知識の穴を埋めてください。英語は積み重ねの教科なので中学の内容が抜けていると問題なのですよ。ぜひここは徹底した基礎学習を心がけましょう。
文法の勉強がある程度終わってるという人は,当塾で使っている文法問題集で単元ごとに勉強を進めると同時に「解釈」の勉強もしていきましょう。これは全ての受験生に必要なことですが,文法や単語の勉強が進んでいないとなかなか手がつけられない部分があるので,現在文法や単語の基礎学習をきちんと済ませてから。
センター試験などではスピードが大事だと思うかもしれませんが,いきなり英文を流し読みして理解することはできません。最初は英文を分析的に読む練習が必要です。ここは,当塾でみっちり指導していきます。まずは目の前にあることを一つ一つ潰していきましょう。