暁星中学校・高等学校

暁星中学校・高等学校に通うご家庭へ

カトリックの価値観と仏英2言語で、「学力」と「人としての芯」を6年間で育てる

暁星中学校・高等学校は、東京都千代田区富士見(飯田橋駅・市ヶ谷駅エリア)にあるカトリック系の男子校です。 :contentReference[oaicite:0]{index=0} 1888年にフランス・アメリカから来日したカトリック男子修道会「マリア会」の宣教師たちにより創立され、創立当初から国際性と語学教育を重んじてきた伝統があります。 :contentReference[oaicite:1]{index=1}

暁星の教育方針を端的に表す言葉として、学校が掲げる理念には
「高潔なる精神」「誠実勤勉」「真理の探究」
といった柱が明確に示されています。
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学力だけでなく、礼節・倫理観・他者へのまなざしまで含めて育てていく校風は、「男子の6年間」を安心して預けたいご家庭にとって大きな魅力です。

学習面では、中学から高校まで一貫したカリキュラムで進み、中学段階から高校課程の一部に触れる教科もあります。さらに高校2年から文系・理系に分かれ、高校3年では志望コース別に分かれて選択授業が増えるなど、“受験に向けて加速する設計”がはっきりしています。
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暁星の数学カリキュラムとつまずきやすいポイント

中高一貫の先取りで、高2〜高3を「演習の時間」に変える数学

暁星の数学は、中学→高校へと切れ目なく積み上げる一貫カリキュラムが特徴です。中学のうちから高校内容の一部に入ることで、高校で入試演習に十分な時間を確保しやすい設計になっています。 :contentReference[oaicite:4]{index=4}

また、学校で採用される教材としては『体系数学』『体系問題集』が軸になりやすく(年度により変動あり)、ここを“授業進度に合わせて”回せるかどうかが成績の分かれ目です。
中高一貫校専門 個別指導塾WAYS

暁星の数学は、「分かったつもり」でも先へ進めてしまう一方で、あとから穴が一気に効いてくるタイプ。だからこそ、早い段階で“穴を見える化”して潰す学習設計が効きます。

数学でよくあるつまずき

  • 中1・中2の計算/図形の基礎が曖昧なまま先へ進み、どこから崩れたか分からなくなる
  • 問題集の「標準レベル」までで止まり、テストで問われる“ひねり”に届かない
  • 途中式・根拠を書き切れず、「頭の中では合っているのに答案で落とす」が続く

リープエンジンでのサポート(数学)

  • 暁星の進度(先取り+高2以降の分岐)を前提に、「学年末までに何をどこまで固めるか」を学年ごとに設計
  • 学校教材(教科書・問題集・配布プリント)を整理し、テストで点になる順に優先順位づけして演習効率を最大化
  • 答案添削で、途中式・記述の“伝わり方”まで指導し、定期テスト〜入試記述へつながる型を定着

暁星の語学教育(英語・フランス語)の特徴と対策

英仏2言語+少人数・習熟度別で「使える語学力」へ

暁星は語学教育に力を入れており、**英語とフランス語の2言語**を学びます。 :contentReference[oaicite:6]{index=6} 中学では、英語・フランス語のいずれかを第1外国語として選び、もう一方を第2外国語として学ぶ形が基本です。 :contentReference[oaicite:7]{index=7} フランス語を第1外国語とするクラスは「エトワールコース」と呼ばれ(2022年度以降の呼称)、フランス語圏の文化・地理・歴史にも触れながら学びを深めていきます。 :contentReference[oaicite:8]{index=8}

英語は、中2で少人数編成を取り入れ、中3以降はレベル別に分割するなど、到達度に合わせたきめ細かい運用が続きます(高校でも継続)。
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つまり暁星の語学は、「やった分だけ伸びる環境」が整っている一方で、教材量・小テスト・復習の密度も高く、自己流だと管理負荷が一気に上がりがちです。

英語でよくあるつまずき

  • 教材(本文・問題集・プリント等)が多く、「どこまでやれば得点ラインか」が曖昧なままテスト前に突入
  • 単語・小テスト対策に追われ、本文の精読/音読/構文確認が後回しになり長文が伸びない
  • 英作文で、文法ミスよりも“論理のつながり”が弱く減点される

リープエンジンでのサポート(英語)

  • テスト範囲ごとに「本文・問題集・プリント」の優先事項を整理し、2週間前から逆算した学習計画に落とし込む
  • 本文をチャンク(意味のかたまり)で読み、音読→和訳→構文確認をセットで回して“読む力”を底上げ
  • 和文英訳/自由英作文は添削前提で訓練し、「シンプルで説得力のある英文」に整える習慣を作る

医学部を含む大学受験を見据えた6年間の学習戦略

「医学部志望が多い学校」ほど、基礎固めの精度が合否を分ける

暁星は大学進学実績を公表しており、国公立・難関私大に加えて医学部の合格者が多いことでも知られています。 :contentReference[oaicite:10]{index=10} たとえば学校が公開する合格実績(2025年3月卒業)でも、医学部合格者の一覧が大学別に掲載されています。 :contentReference[oaicite:11]{index=11}

ここで差がつくのは、高3の“受験学年の頑張り”そのものよりも、高2終了までに「数英(+理科の土台)」をどれだけ高精度に固め切ったかです。
暁星は高2で文理分岐、高3で志望コース別編成へ進むため、そのタイミングで演習のギアを上げられる状態を作っておく必要があります。
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リープエンジンが暁星生に提供できること

  • 学校の進度(先取り+高2以降の編成)と、模試・志望校の要求水準をつなげて「いつ・何を・どこまで」をロードマップ化
  • 定期テストで点が取れる状態を“受験の基礎点”として再設計し、学内成績と模試偏差値が噛み合う学習へ
  • 医学部志望で特に差が出やすい「数英の失点パターン(計算・記述・時間配分)」を、日々の演習設計で先回りして潰す

暁星の6年間を、「勉強ができる」だけで終わらせないために

暁星は、真面目に積み上げる生徒ほど伸びやすい学校です。その一方で、授業が先へ進む分、**小さな理解不足を放置すると、気づいたときには差になっている**ことも起こりえます。

大切なのは、学校の授業・教材を軸にしながら、本人に合ったペースで「分かったつもり」を一つずつ消していくこと。
リープエンジンでは、中高一貫校専門塾として暁星生の学習サイクルを前提に、定期テストから受験まで“同じ一本の線”でつながる学び方を一緒に作っていきます。