渋谷教育学園渋谷中学高等学校に通うご家庭へ
「自調自考」を軸に、探究と難関大進学を両立する都市型・共学校
渋谷教育学園渋谷中学高等学校(いわゆる「渋渋」)は、渋谷駅から徒歩圏の都心にありながら、学びに集中できる環境が整った共学校です。教育の根幹には「自調自考(自ら調べ、自ら考える)」が置かれ、国際社会で活躍できる資質や高い倫理観を育てることが明確に打ち出されています。 :contentReference[oaicite:0]{index=0}
学びの設計も独特で、6年間を2学年ずつ3ブロックに分けたカリキュラムと、6年分の学習の見通しを持てる学習計画図「シラバス」が教育の中心にあります。
渋谷教育学園渋谷中学高等学校
+1
さらに高校1〜2年で取り組む「自調自考論文」では、2年間かけて10,000字程度の論文執筆に挑戦し、調査・分析・構成・執筆までをやり切る経験を積みます。
渋谷教育学園渋谷中学高等学校
一方で、渋渋は“学校の仕組みが整っている”からこそ、やり方次第で伸び幅が大きく変わります。シラバスを活かして先取りで加速することもできれば、どこかで歯車がズレたまま進んでしまい、気づいた時には「課題はこなしているのに点が伸びない」状態になってしまうことも。ご家庭外に「学習の交通整理役」を置く価値が出やすい学校です。
渋渋の数学カリキュラムとつまずきやすいポイント
進度が速いぶん、“教材の回し方”がそのまま得点差になる
渋渋の数学は、中高一貫の利点を活かしてテンポよく進みやすく、授業・課題・演習の密度も高めになりがちです。 (※使用教材は年度・学年で変わることがありますが)渋渋生の相談では『体系数学』系の学習や、入試演習用の副教材(チャート式・FOCUS GOLD 等)まで含めて、複数教材を並行するケースが多く見られます。
定期テストは「この1冊だけ仕上げればOK」になりにくく、授業ノート/問題集/配布プリント/補助教材など、授業で扱う一式から幅広く問われやすいのが特徴です。だからこそ、早い段階で「どれを優先して、どの順番で回すか」を決められるかが重要になります。
数学でよくあるつまずき
- 進度が速く、テスト前にまとめて追いつこうとしても「範囲が終わらない」
- 例題〜基本は解けるのに、応用・発展で得点が伸びず、上位層と差が開く
- プリントや演習範囲の管理が煩雑で、「結局どれを復習すべきか」が曖昧になる
リープエンジンでのサポート(数学)
- 渋渋のシラバスと進度に合わせて、「いつまでに何をどの深さまで固めるか」を具体化
- 学校教材(問題集・副教材・プリント)を整理し、定期テストと入試の両方を見据えた「優先問題リスト」を作成
- 先取りで進む単元は“理解の穴”が残りやすいため、必要なところだけ戻って埋める復習設計と、難関大レベルへの橋渡しを計画的に実施
「授業についていくので精一杯」を、「学校の速さを武器にして、上位を狙える」に変えていく伴走を行います。
渋渋の英語と、自調自考型の学び方
英語は“日々の積み上げ”が一番効く。授業外の回し方で伸びる
渋渋は教育目標として国際的な資質の育成も掲げ、英語に力を入れている学校です。 :contentReference[oaicite:3]{index=3} 学校紹介資料でも、早い段階で中学英語課程を終える設計が示されるなど、一定のスピード感が前提になります。 :contentReference[oaicite:4]{index=4}
教材は年度によって変わり得ますが、渋渋生で相談が多いのは『NEW TREASURE』のような高密度教材タイプです。単語・構文の量が多く、「小テスト直前の暗記」だけで回すと、本文の読解・内容理解が置き去りになりやすいのが落とし穴です。
おすすめは、本文を“音読→和訳→構造確認”で毎日短時間でも回し、授業の理解を日々のルーティンに落とし込むことです。
英語でよくあるつまずき
- 小テストの直前暗記に偏り、語彙・構文が長文読解に結びつかない
- 文法問題は解けるのに、本文の構造が取れず読む速度が上がらない
- 英作文・スピーチで、言いたい内容はあるのに「簡潔で正確な英語」が出てこない
リープエンジンでのサポート(英語)
- テスト範囲ごとに、本文・ワーク・文法・小テスト類を整理し、2週間前までに1周→直前期に2周目が終わる「逆算計画」を作成
- 本文をチャンク(意味のかたまり)で音読 → 和訳 → 構文チェックし、語彙と読解を同時に底上げ
- 和文英訳・自由英作文の添削を通して、入試で評価される「論理的で読みやすい英語」の型を定着
渋渋のハイレベル教材を、そのまま大学受験で戦える英語力に変換していく設計で指導します。
渋渋の定期テストと「シラバス」「自調自考論文」を活かした6年間
シラバスで“現在地”を可視化し、学習を自走できるのが渋渋の強み
渋渋の「シラバス」は、6年間を通した学習の設計図として機能し、「いま学んでいることが何につながるか」「全体のどこにいるか」を確認できる仕組みです。 :contentReference[oaicite:5]{index=5} ただし、見通しがある分、上手に使えれば大きく伸びる一方で、使い方が曖昧だと“やることが多すぎて回らない”状態になりやすいのも事実です。
高1〜高2の「自調自考論文」:受験の先まで効く「探究の型」
高校1〜2年の2年間をかけて10,000字程度の論文を書き上げる「自調自考論文」は、渋渋の学びの集大成の一つです。 :contentReference[oaicite:6]{index=6} テーマ設定→資料収集→論理構成→文章化のプロセスは、総合型選抜・推薦はもちろん、大学入学後のレポートや研究にも直結します。
定期テストに向けた進め方の一例
- 数学:教材を「例題・基本(必須)」「発展(上積み)」「弱点補強」に仕分けし、まず必須を2週間前までに一通り終える
- 英語:本文は音読→和訳→構造確認を先に固め、その後に問題演習で“出題され方”に合わせて得点化する
- 直前期:間違えた問題だけをまとめた「やり直しリスト」を作り、ケアレスミスと理解不足を分けて潰す
リープエンジンでは、シラバスを起点に「どこで力を入れ、どこで抜くか」を設計し、定期テスト・探究活動・受験準備が同時に回る学習設計を一緒に作っていきます。
渋渋の6年間を、難関大・海外大までつながる学びに
渋渋は、早い進度と探究の文化が両立しているからこそ、上手に乗れた瞬間に一気に伸びる学校です。 その伸びを確実にする鍵は、「学校のカリキュラムを“こなす”」から、「カリキュラムを“使い倒す”】【シラバスで自走し、論文で思考の型を持ち、定期テストで得点に変える】へ切り替えることにあります。
東大をはじめ、難関国公立・早慶、そして東京科学大学(2024年10月に誕生。旧・東京工業大学と旧・東京医科歯科大学の統合)などを視野に入れる場合でも、渋渋の学びは相性が良い一方、日々の運用で差がつきます。
東京情報大学
+1
リープエンジンは、渋渋の「早い進度」と「自調自考」の理念の両方に合わせ、学校の学びを最大化する“外部の学習設計”として伴走します。