芝中学校・芝高等学校

芝中学校・芝高等学校に通うご家庭へ

「遵法自治」と浄土宗の「共生(ともいき)」を軸に、自由闊達に伸びる男子進学校

芝中学校・芝高等学校(芝学園)は、東京都港区芝公園(東京タワー至近)に校舎を構える、中高一貫の男子校です。:contentReference[oaicite:1]{index=1} 校訓は「遵法自治(じゅんぽうじち)」。そして、浄土宗の思想に根ざす「共生(ともいき)」を人間教育の根幹に据え、「自律」と「他者へのまなざし」を両輪で育てるのが芝らしさです。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

学習面では、授業内での演習+確認テスト、さらに補習や添削など、“できるまで”を支える仕組みが学校側に用意されているのが大きな強み。
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この土台があるからこそ、学習の回し方がハマると、難関大受験まで一直線に伸びやすい学校です。進学実績の公表でも、東大や医学部医学科、東京科学大学(Science Tokyo)などが掲載されています。
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芝の数学カリキュラムとつまずきやすいポイント

中学は「数量」「図形」→中3で高校数学へ/高3の1学期までに高校範囲を修了

芝の数学は、中学で数学を「数量」「図形」に分けて学びつつ、計算・式変形の精度と、証明を通した論理の筋道を丁寧に育てていきます。:contentReference[oaicite:5]{index=5} そして中学3年で「中学基礎力テスト」を実施し、基礎(計算)力の定着を図ったうえで、中3の時点から高校数学へ。高校3年の1学期までに高校数学を学び終え、以降は入試演習へ移行する流れが明示されています。:contentReference[oaicite:6]{index=6}

また、芝独自プリントを使った演習形式を多く取り入れ、確認テストで定着を測るスタイル。中学から補習、高校では個別の添削指導など、フォロー体制も組まれています。
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数学でよくあるつまずき

  • 中3で高校内容に入るタイミングで、計算の精度(符号・展開・因数分解など)が追いつかず、理解以前に失点が増える
  • プリント演習・確認テストの「直し」が浅く、同じタイプで繰り返し落とす(“分かったつもり”の積み上がり)
  • 高2以降、入試問題に触れ始めたときに「解法の整理」と「答案の作法(途中式・方針の明確化)」が追いつかない

リープエンジンでのサポート(数学)

  • 芝の「独自プリント→確認テスト→直し」のサイクルを前提に、直しの基準(どこまで・何周・いつまでに)をルール化して定着
  • 中3の高校数学突入前に、計算・図形の“穴”を短期で埋める復習ブロックを設計(先取りの伸びを邪魔する要因を先に潰します)
  • 高2以降は、難関大レベルで要求される「方針の立て方」「途中式の置き方」「記述の精度」を答案添削で鍛え、演習が得点に直結する状態へ

芝の数学は、学校の設計自体が“受験に強い”分、回し方ひとつで伸び幅が大きく変わります。早めに「自分の勉強の型」を作れた子ほど、後半で一気に加速します。


英語教育の特徴と対策

「量×小テスト」で基礎を固め、高校で入試レベルへ

英語は、中学段階で「多くの量をこなすこと」と「こまめな小テストで復習・定着」を重視。中2・中3ではネイティブ教員による英会話授業も行われます。:contentReference[oaicite:8]{index=8} 高校に入ると読解はより高度になり、副読本・問題集を活用して速読・精読・内容把握まで鍛える設計。文法は高1で全範囲を学び、高2の英作文で再確認し、高3で入試演習を徹底します。リスニング練習も高1〜高3まで継続とされています。:contentReference[oaicite:9]{index=9} さらに、GTEC受験(中2〜高2の全生徒)や、ニュージーランド・カナダへの短期研修(中3・高1の希望者)など、外部機会も公式に案内されています。:contentReference[oaicite:10]{index=10}

英語でよくあるつまずき

  • 単語・熟語の小テストが「直前暗記」になり、長文で語彙が出てこない(結果、読む量が増えるほど苦しくなる)
  • 文法問題は解けるのに、長文で構造(SVOC・修飾)を追えず、“なんとなく読み”から抜け出せない
  • 高2以降、英作文で「型」と「頻出表現」のストック不足が表面化する

リープエンジンでのサポート(英語)

  • 教科書・副教材をベースに、本文をチャンク(意味のかたまり)で区切って「音読→語順理解→構文確認」を定着ルート化
  • 小テスト対策を“短期暗記”で終わらせず、復習間隔を設計して長文で使える語彙へ(学校のテストがそのまま実力になります)
  • 高2以降は、英作文を「型→例文→自分の文」へ落とし込み、入試で要求される表現精度まで橋渡し

芝の定期テストと6年間を見通した学習計画

「日々の確認テスト」を、受験力の貯金に変える

芝は、英単語・イディオムテストや英構文確認テストなど、学年ごとに日常的な小テストが組み込まれていることが公表されています(学年により頻度・内容は変動)。:contentReference[oaicite:11]{index=11} この「日々の確認」を、“その場しのぎ”で終わらせない仕組みを作れるかどうかが、芝で上位をキープできるかの分かれ道になりやすいです。

定期テストに向けた進め方(例)

  • テスト範囲を「教科書・プリント・問題集」のページで一覧化し、2週間前までに1周目を完了
  • 間違えた問題は「直しノート(or ルーズリーフ)」に集約し、直前はそこだけを回して得点を取り切る
  • 小テストは“満点を取る練習”にし、同じ分野の入試問題に接続(芝はこの接続が作りやすい設計です)

リープエンジンでは、芝の「小テスト/補習/基礎力テスト」といった学校内サイクルを軸に、定期テスト・模試・志望校対策が噛み合う年間設計を一緒に作ります。学校の強みを最大化して、東大・東京科学大・難関医学部レベルまで“届く勉強”に変えていきましょう。


芝の6年間を、難関大合格まで一直線に

芝は、学校側の学習設計がしっかりしている分、「正しい回し方」を早い段階で身につけると強い学校です。 逆に言えば、少しのつまずきを放置すると、プリント・小テスト・演習が積み上がるぶん、取り返しにくく感じやすい時期も出ます。

大切なのは、芝の授業・教材・テストを“中心”に据えながら、本人が回せる形に整えること。
「うちの子、芝のペースに乗れてるかな?」と感じたタイミングが、伸び方を変えるチャンスです。