雙葉中学校・高等学校

雙葉中学校・高等学校に通うご家庭へ

週6日×語学×記述力──雙葉の学びを「得点力」と「受験力」につなげる

雙葉中学校・高等学校は、JR四ツ谷駅(麴町口)から徒歩2分という都心の立地にありながら、
校舎周辺は緑も感じられる落ち着いた環境で学べるカトリック系女子校です。

校訓「徳においては純真に 義務においては堅実に」のもと、
知識だけでなく、考え方・ふるまい・責任感までを含めた全人教育を大切にしています。

中高一貫・週6日制(平日6時間+土曜4時間)で授業時間をしっかり確保し、
中学段階から高校内容まで踏み込みながら、6年間で学力を積み上げていく設計です。
その分、授業の密度は高く、「分かったつもり」のまま進むと、気づかないうちに差がつきやすいのも特徴です。

進路実績も安定しており、直近の公表データ(2025年)では、東京大学・京都大学をはじめとする国公立大、
早慶上智などの難関私大、医学部医学科を含む医・歯・薬系まで幅広く合格が見られます。

だからこそ鍵になるのは、「勉強量」そのものよりも、
雙葉の授業の進み方・評価のされ方に合わせた 正しい学び方の型 を早めに作ること。
ここでは、特にご相談の多い「数学・英語(+フランス語)」を中心に、雙葉ならではのポイントを整理します。


雙葉の数学カリキュラムとつまずきやすいポイント

中学のうちから「高校内容まで深める」──理解の穴が出やすい

雙葉は中高一貫の強みを生かし、中学内容を早く終えるだけでなく、
高校で扱う内容へつながる見方・考え方まで深めていきます。

数学では、計算力だけでなく「考える過程を筋道立てて書くこと」が得点に直結しやすく、
最終答案だけでなく途中式・説明の仕方まで含めて“伝わる答案”が求められます。

数学でよくあるつまずき

  • 先取り・発展内容の理解が曖昧なまま進み、「どこから分からないか分からない」状態になる
  • 課題量に押され、基本は回せても、発展・思考問題(証明・記述)に手が回らない
  • 途中式・記述が粗く、理解はしているのに定期テストで点にならない

リープエンジンでのサポート(数学)

  • 雙葉の年間の進み方を前提に、「学年ごとに何をどこまで固めるか」を到達目標として可視化
  • 学校教材(教科書・プリント・問題集)を整理し、優先順位(必須/余力)を決めて演習を最短化
  • 答案添削で、途中式・記述の癖を矯正し、「採点者に伝わる答案」を作る練習を継続

中高一貫校専門塾として、単に問題を解くのではなく、
「雙葉の数学を6年間でどう伸ばすか」のロードマップから一緒に設計します。


英語・フランス語教育の特徴と対策

英語は「インプット → 定着 → アウトプット」を高密度で回す

雙葉の英語は、授業内での音読・文法理解・リスニングなどのインプットを、
問題演習や小テストで定着させ、さらにネイティブ教員によるAll Englishの授業でアウトプットへつなげるなど、
“回転数の多い学び”で英語力を育てていきます。

定期テストは、教科書本文だけでなく、日々の小テストや問題演習の積み上げが得点に直結しやすいので、
「範囲の全部を回し切る設計」が最重要になります。

フランス語:中3で全員が学ぶ/高校では第一外国語として選択できる

雙葉ではフランス語を全員が学び、中3では校訓のフランス語に触れるところからスタートして、
一年間を通して基本表現やフランスの社会・文化まで学びます。

さらに高校では、英語の代わりに第一外国語としてフランス語を選択することも可能です。
「語学が得意」「英語以外で勝負したい」お子さまにとっては強みになりますが、
受験での活かし方まで含めて早めの設計が大切です。

英語でよくあるつまずき

  • 教科書本文と問題集・小テストを回し切れず、「どこまでやればいいか」が曖昧なままテストに入る
  • 単語暗記に追われ、本文理解・構文把握が後回しになり、「読めるけど点が取れない」になる
  • 類似表現の整理不足で、和文英訳・英作文で失点する

リープエンジンでのサポート(英語)

  • 本文をチャンク(意味のかたまり)で区切り、音読 → 和訳 → 構文確認で“理解の粒度”を上げる
  • テスト範囲ごとに「本文・問題集・小テスト」の優先事項をリスト化し、2週間前までに1周→直前期に2周目まで設計
  • フランス語選択も視野に入れ、英語/仏語の学習配分と、受験での活かし方を長期で一緒に設計

雙葉の定期テストと6年間を見通した学習計画

「小テスト・ノートチェック」を味方につけるほど、成績は安定する

雙葉では日々の授業サイクルの中で、復習・定着を積み上げる仕組みが多く、
テスト前だけの詰め込みより「毎週の回し方」が成績を左右しやすい学校です。

定期テストに向けた進め方(例)

  • 数学:授業ノート+例題・基本問題を2週間前までに解き直し → 発展問題で得点の上限を上げる
  • 英語:本文の音読・内容理解を先に固め → 問題演習と小テスト範囲で“出る形”を反復
  • 直前期:間違いだけを集めた「やり直しノート」で、ケアレスミスと理解不足を分けて潰す

リープエンジンでは、雙葉の年間の進み方を前提に「いつまでに何を終えるか」を見える化し、
6年間を通して“迷わない学習計画”を一緒に作ります。


雙葉の6年間を、大学受験までつながる学びに

雙葉は、落ち着いた校風の中で、真面目にコツコツ積み上げられるお子さまが大きく伸びる学校です。
一方で、授業密度が高いからこそ、「小さなつまずき」を放置すると差が開きやすい面もあります。

大切なのは、学校の豊かな授業・教材を軸にしながら、
ご本人に合ったペースで「分かったつもり」を一つずつ解消していくこと。

リープエンジンは中高一貫校専門塾として、雙葉生の学習サポートで蓄積してきた知見をもとに、
点数だけでなく「勉強のやり方」そのものを育てる伴走を重視しています。

雙葉での6年間が、お嬢さまにとって「自分で考え、選び、進んでいける力」を育む時間になるように。
必要に応じて外部の伴走役も上手に活用し、学校の学びを最大限“伸び”に変えていきましょう。