高輪中学高等学校

高輪中学高等学校に通うご家庭へ

「自主堅正」の校風を味方にして、学力を伸ばすためには

高輪中学高等学校は、明治18年(1885)に前身となる「普通教校」が開校した、歴史ある男子校です。
都心(港区高輪)にありながら落ち着いた学習環境が整い、日々の学校生活の中で礼儀や所作を大切にする文化も根づいています。

そして、高輪の根幹にあるのが校訓「自主堅正」。
“自分の意志で自分を戒め正し、努力を積み重ねる”という考え方が、学習面でも行事・部活動でも一貫して流れています。

一方で、この「任せる」校風は、裏返すと学習の設計と管理を自分で行う力が求められるということでもあります。
特に、高輪では中3・高1で「選抜クラス」が設置され、ここに入れるかどうかが学習環境(周囲の学習量・空気感)を大きく左右します。
だからこそ、早い段階から「定期試験で落とさない仕組み」を作っておくことが大切です。


高輪の数学カリキュラムとつまずきやすいポイント

代数・幾何の2本立て × 先取りで、理解が浅いまま進みやすい

高輪の数学は「代数」「幾何」を分けて学ぶ運用があり、授業数も多いのが特徴です。
中高一貫向け教材(体系数学など)で進むため、テンポよく先取りが進みます。
その分、“わかったつもり”のまま進むと、後から一気に崩れやすいのも高輪数学の典型パターンです。

数学でよくあるつまずき

  • 授業は理解できるが、問題演習量が足りず、定期試験で取りこぼす
  • 幾何で「どこから書けば点になるか」が分からず、証明・記述が不安定になる
  • 代数は進むのに、関数・整数・図形の“典型処理”が定着せず、応用で止まる
  • 先取りが進むほど、復習タイミングを逃して穴が増える

リープエンジンでのサポート(数学)

  • 「選抜クラスを狙う」ための得点設計:定期試験で落としやすい単元を先回りで潰し、平均との差がつく問題の取り方まで指導
  • 体系数学・問題集の回し方を固定化:例題→基本→確認テスト前の“やり直し”まで、週単位でルーティン化
  • 幾何・記述の添削:途中式/根拠/図の使い方を言語化し、「点が入る答案」へ矯正
  • 検定(数検)や模試も視野に入れた積み上げ:学校ペースに合わせつつ、得点力を外部基準でもブレない形に

高輪の数学は、きちんと「復習の仕組み」さえ作れれば、先取りを武器にして大きく伸ばせます。
逆に言えば、学習の型がないまま突っ走ると差が開きやすい——ここを私たちは一番重視しています。


英語教育の特徴と対策

週7時間で4技能を回し、先取りで高校英語へつなげる

高輪の英語は中学段階から授業時間数が多く、読む・書く・聞く・話すをバランスよく鍛えながら、
高校での実践的な学習につなげていく設計です。
そのため「定期試験は取れるのに、初見長文や英作文で伸びない」というズレが起きないよう、
早めに“運用力”まで持っていくのがポイントになります。

英語でよくあるつまずき

  • 単語・文法の暗記で止まり、読解・英作文に結びつかない
  • 長文を「なんとなく」で読み、構造(SVOC)を取らずに失点が増える
  • 学校の小テストはクリアできるが、模試形式で点が伸びない

リープエンジンでのサポート(英語)

  • 和訳・構文の添削:文の骨格を取る練習を徹底し、読みの精度を上げる
  • 長文精読→要約:内容理解まで落とし込み、初見でも崩れない読解力へ
  • 英作文の型づくり:頻出テーマでテンプレを作り、添削で表現を磨く
  • 検定(英検)も見据えた学習設計:学校のペースを崩さず、外部試験にも強い形に整える

小テスト・定期試験・選抜クラスを見据えた6年間の学習計画

「毎週の小テスト」と「定期試験2週間前」から逆算して崩れない仕組みを作る

高輪では日々の学習(小テスト等)が学力に直結しやすく、ここを落とさないだけでも学習が安定します。
また、学校の補習・講習も活用しながら、普段の穴を早期に塞いでいくことが重要です。

定期試験に向けた具体的な進め方の一例

  • 数学:授業範囲の例題・基本を「テスト2週間前までに1周」→直前期は“間違いだけ”を圧縮して2周目
  • 英語:単語・文法の確認を早めに終え、直前期は「構文(和訳)+長文」で得点を安定化
  • 全教科共通:小テストの失点を放置せず、翌週までに必ず回収(“失点ログ”を残す)

高輪は高2までに多くの科目で範囲を修了し、高3で受験演習に時間を割く設計です。
だからこそ、高1・高2の段階で「基礎の穴」を残さないことが、受験学年の伸びを決めます。
リープエンジンでは、学校進度・試験日程・選抜クラスの入替まで見据えて、日々の学習を“勝てる形”に整えます。


高輪の6年間を、「自信」と「実力」に変えるために

高輪の学びは、校訓「自主堅正」の通り、最後は自分で自分を伸ばせる生徒が強い学校です。
その一方で、真面目に取り組んでいるのに「設計図」がないせいで伸び切らない——そんなもったいないケースも少なくありません。

リープエンジンは、中高一貫校専門塾として、高輪の学習サイクル(小テスト/定期試験/選抜クラス)に合わせた“内部運用レベルの対策”を行い、
勉強のやり方そのものを育てながら、6年間を大学受験までつなげていきます。