多忙なシーズンこそ「後回し」は禁物!

さわやかな春の空気に、ムッとした暑さと湿気が加わりつつある今日このごろ。
学校は体育祭シーズンにさしかかり、何かとバタバタしている人も多いことでしょう。
学校の勉強に行事の準備に塾の宿題にと、しなければならないことが多くてパニックになってしまうかもしれませんが、ひとつひとつ落ち着いて片付けていけば実際はそう大変ではないはずです。
そのはずがにっちもさっちも行かなくなってしまうのは、「後回しにして溜めてしまう人」。
後回しにした勉強や作業の分だけ、時間も後に回って待っていてくれるわけではありませんからね。いっときのダラけた気分で、後の自分の首をしめないように気と心をひきしめましょう。

そして夏に向け、鋭気と体力を養っておくように。中間試験、期末試験の先には夏期講習もあります。全てのステップで上昇曲線を描けるようイメージしながら、日々を楽しんで過ごしましょう。

「ラク」な勉強法は「継続すること」

ゴールデンウィークがあけ、本格的に5月が始まりました。
学校の勉強も、各教科において導入が終わり、いよいよ内容が濃くなってくる時期です。レジャー気分からきちんと気持ちを切り替えて、学校の勉強、エンジンの勉強に励みましょう。

5月は4月の緊張疲れとゴールデンウィークの遊び疲れが重なって、体の調子や心の調子が不安定になりやすい時期でもあります。この時期に大切なのは、4月にフレッシュな気持ちで始めた勉強習慣や生活習慣を諦めずに続けることです。
よい習慣を中断してしまうことは、自分に失望することと同じです。逆に、あまり気が乗らないことであっても継続していれば、それが心の拠り所にもなり、後の自信につながります。
ある教科で、いったん苦手意識をもって少しでも遠ざかってしまうと、そこから追いつくことはどんどん難しくなるものです。
マラソンなどで考えても同じことですね。一瞬でも立ち止まってしまったら、そこからまた走り始め、速度を上げてトップ集団に追いつくなんてことは至難の技です。

速度を緩めないこと、習慣を途絶えさせないことが一番「ラク」な方法であると心得てください。面倒くさがり屋を自覚している塾生はなおさら、このことを肝に命じていきましょう。
それでは、気持ちのよい風が吹き渡る5月、楽しみながら前進を続けましょう!