みなさん、期末試験お疲れ様でした。はたして,今回の試験ではクラス3位以内をキープできているでしょうか?
ここ数日の猛暑と試験疲れで、早くも夏バテが出てきたという塾生もみられます。まずはゆっくりと疲れをとり、鋭気を養って夏休みを迎えましょう。
さて、夏休み。授業、クラブ活動など、学期内のレギュラー行動からいったん解き放たれるときです。
ここでグタっと力を抜いてしまうと、せっかくの夏休みがあっという間に終わってしまいます。
おもに大人のつくった決まりごとによってスケジュールが進んでゆく学期中と違い、休み中には、みなさんひとりひとりに「空欄のスケジュール帳」が与えられます。
とはいえ習い事やクラブ、塾などがあり、忙しさが激減するわけではないかもしれませんが、「空欄」の範囲が学期中に比べて広いのは確かですよね。
この「空欄の時間」を使って、勉強や遊びはもちろん生活の細かなところまで、自分なりに時間割をつくり、実行するという実験をしてみることをおすすめします。
始めてみて、「勉強はもっと早い時間に済ませたほうが夜の好きな番組を楽しめるな」「お風呂を夕食前にもってきたらより快適に過ごせるんじゃないか」などと感じたらスケジュールに微調整を加えていきます。そして、自分なりに効率よく過ごしやすい生活リズムに整えていくのです。
誰に強制されるわけでもなく、自分が決めたスケジュール。よい1日にできるかどうかは自分次第です。ちょっとワクワクしませんか?
大人になれば、自分の生活スケジュールを決めてくれる人はいません。仕事でも、スケジュール管理のスムーズさが出来に大きく関わってきますし、忙しくなればなるほど、自分だけのリラックスタイムを確保するのが難しくなっていきます。
今の年代から、全てを他人任せにするのではなく「どうしたら効率よく勉強やその他作業を進められるか」「好きなことをめいっぱい楽しむためにはどんな過ごし方がよいか」を考え、行動に取り入れていくことで、時間の使い方や考え方がどんどん成長していきます。そして、何かのきっかけで大人の決めたスケジュールが役に立たなくなったときに、自分の考えで臨機応変に動けるようになるのです。
時間の使い方のうまい人は、勉強の上達も早いですよ。