受験生へ:目の前の勉強に集中しよう

受験生の皆さん、受験勉強お疲れさまです。
調子はいかがですか?
それぞれに複数の大学の試験を控え、ひとつのことに集中しきれない気持ちもあると思いますが、そこはぐっと落ち着いて。

我々は聖徳太子ではありませんから、一度にたくさんの問題を処理することはできません。目の前の問題をひとつひとつ順番に片づけていくしかないのです。そして現代に聖徳太子など存在しませんから(古代においても実は……?)、ライバル達もみな同じ状況。そこは安心してください。
今この時間帯、あなたの目の前においてある教材が、今あなたが片づけるべきタスクです。じっくり取り組んでください。余所見は必要ありませんよ。

ある程度の計画に沿ってひとつずつ確実にこなしていくことが、短い時間を有効に使う最良の方策です。

今が冬の山場!

冬の、一番寒い時期にさしかかっています。そんな中、海風ふきすさび都心と体感気温が違うお台場までコツコツと通ってきている塾生のみなさん、エライです!
強い心身を育てるための鍛錬のシーズンと心得て、健康な体づくり、そして脳のシワづくりに励んでください。

センター試験を終えた受験生のみなさん、まずはお疲れ様でした。まずまず順調!という結果だった人もそうでない人も、センター試験が終われば仕切り直しです。過去の結果に引きずられることなく、この後の自分に必要なことをひとつひとつこなしていってください。

今が冬の山場⇒ここを越えればあとは暖かくなるしかない、ということでしょう。そうだと良いですね。
受験生の皆さんにとっても、今がもっとも精神力を試される時です。
試練をひとつひとつ乗り越え、明るく広がる景色を一望できる場所にたどり着けるよう、がんばりましょう!

センター試験を乗り切るための覚書

受験生のみなさん。センター試験までいよいよあと3日になりましたね。
本日は、センター直前期と当日の注意点をお話ししたいと思います。

まず、センター前日までにやっておくことは…。

(1) 知識の絞り込み
よく、試験直前にあれもこれもチェックしたくなって片っ端から参考書や単語集をめくる人がいますが、これはあまり効果的ではありません。文系科目なら、文法問題や語彙や年号などで覚えきれていないものを科目ごとにルーズリーフやノートに書き出し,それを最後2~3日で覚えこんでいくのがよいでしょう。

(2) 解き方の確認
暗記物以外では、英語や国語の読解系などの「解き方」を扱った問題を丁寧に追いかけておきましょう。当日、出題形式が変わっていたとしても、普段からの解き方が身についていればセンターは基本的には解けるようになっています。解き方の手順を体に染み込ませておくことが一番の対策なので、不安がある場合は解き直しをして、今までやってきた勉強を活かす準備をしましょう。

次は当日の注意点です。

(1) 試験直前には用意したノートをチェック
試験場に全ての問題集や参考書を持っていくのはNG!! 前日までに弱点を書き出しておいたノートと、お気に入りのテキストや参考書1冊を持ち込むのがベストです。
試験直前には必ず暗記物のノートをチェック。もちろん出題されるとは限りませんが、もし出題されたらさすがに直前に見たものを間違うということはありえないはずです。あれもこれも見るくらいなら、最後まで残った弱点の点検に充てましょう。

(2) 終わった試験のことは考えない
答え合わせは全ての試験を受験した「あと」。次に試験がひかえていても、ついつい受験し終えた試験について友達と話し合いたくなってしまいがちですが、そんな暇があれば次の試験の準備をすべきです。また、いろいろ気にすることで次の試験にも悪影響を及ぼす可能性もあります。重要なのは、試験の2日間は前だけを見て集中することです。

以上を踏まえ、センター試験で全力を出しきって来てください。
健闘を祈ります!!

孤独な戦いを乗り切るための心がけ

こんにちは。週末はかなり冷え込みましたが、本日はかなり暖かいですね。

さて、センター試験まで10日とすこし。これまでは仲間達と取り組んでいた受験勉強も、ここからは孤独な戦いへとシフトしていきます。ひとりで戦っていると、不安や焦りにとりつかれたときにそれをほぐしてくれる人がそばにいません。
これは試験本番でも同じこと。試験前も試験中も、いかに自分の精神を実力を発揮できる状態で保てるか、というのが今後の肝となってきます。

どんなときにも忘れないでいてほしいのは、「これまでの受験勉強は自分ひとりでおこなってきたのではなく、試験結果も自分ひとりの結果ではない」ということです。
不安や焦りというのは、「自分はもっと上手くやれるのではないか」「自分はもっとこうすれば良かったのではないか」といった思いが根っこにあるもの。
これまで十分頑張ってきた自分に対して、さらに高望みをしている状態でもあります。それは苦しくて当然ですよね。
ここまできたら、必要なのは今までの自分の努力を自分自身がきちんと評価し、その延長としてなすべきことをし、その集大成を試験会場に持ち込むこと。
これだけです。もう必要以上の高望みは必要ありませんよ。

本日は、久しぶりにTED動画をご紹介してみます。
世界的ベストセラーを果たした作家が次回作へのプレッシャーと戦うにあたりどのように心を保てばよいかということを、昨年ハリウッドで映画化された『食べて、祈って、恋をして』の原作者エリザベス・ギルバートが論じています。
ここでは「創造性」がテーマですが、彼女が述べている“心の持ちよう”は受験期の生徒にも参考になると思います。
創作も受験も、自分にかかる期待が重くのしかかるのは一緒。本番に「自分の頭の中にあるもので勝負する」という点でも一緒。
焦りと不安のあまり脳みそが機能停止しそうになったとき、必要以上に自分を責めたり諦めたりしてしまっては,これまでの努力が無駄になります。そうならないための“心の持ち方”とは?
20分近くの長編ですが、息抜きがわりに観てみてください。時間のない人は開始後7分前後からどうぞ。

エリザベス・ギルバート「創造性を育むには」

2013年、スタート!

みなさん、明けましておめでとうございます。

今年は3が日とも、暖かく、すばらしいお天気に恵まれましたね。輝かしい1年の幕開けにふさわしい、明るいお正月になりました。一年分の疲れを癒し、よいリフレッシュ時間を過ごせたのではないでしょうか。

みなさんはこのお正月、大なり小なり何かしら「一年の計」的なものを心に定めたと思います。それが三日坊主に終わるかどうかは、そう、この1月4日の過ごし方にかかっています。今日の一日を大切に。そして、この先も一日一日を大切に。この継続で、一年がどんどん充実したものになっていきます。

受験生のみなさんは、新たな気持ちで入試に向かっていることと思います。センター試験まで約2週間。息切れしないですむ、ちょうどよいスパンです。年始休みで蓄えた力を使ってつっぱしりましょう!