春到来。新たな始まりに向けて

今年は例年以上に日ごとの寒暖の差が激しく、花粉や黄砂など過酷な条件も重なっていますが、春が来ましたね。

新中2〜新高3生のみなさん。
新年度はもうあっという間です。2012年度の自分を振り返る作業は怠りないですか? この作業がきちんとおこなわれていれば、きたる年度における現実的な目標が見えてきているはずです。気持ちよく4月のスタートダッシュに臨めるよう、3月中に済ませるべきことは済ませておきましょう。
大人になってしまった後は、年齢が進むほど「1年がなんとなく過ぎてしまった」ということがあり得るようになります。体の成長期が終わり、心の成長も緩やかになっているからです。
それにくらべると、10代半ばの成長力は爆発的です。10代のうちの1年間の価値は、30代以降の5年分、もしかすると10年分以上に匹敵するかもしれません。その貴重な1年間を、もし「なんとなく」過ごしてしまったら…?
無駄にした分の成長力を後年にとっておくことはできません。今もっている成長力を使えるのは今しかないということを肝に銘じて過ごして下さい。

高校卒業生のみなさん。
後期試験のある若干名を残して、ひとまず受験戦争が終わりましたね。よく頑張りました。
先週末には東大の合格発表がありましたね。合格者には、おめでとう!
残念ながら不合格になってしまった塾生は、今はまだ悔しさで一杯で他に何も考えられないかもしれませんね。ですが、落ち着いてきたら、これまで自分が過ごした数年間を振り返ってみてください。多くを乗り越え、今、多くをを得ている自分に気づくはずです。発表に同行し一緒に泣いてくれた先輩の存在も、かけがえのない財産となっているのではありませんか。
大学に関わらず、合格・不合格に関わらず、全ての受験生に言えることです。多くの糧を手にしたあなた方の今後が、楽しみでなりません。