残り20日で点数を上げるための取り組み…頻出分野をおさえろ!

今回は,教科書で基礎からやり直した後の勉強方法についてのアドバイスをまとめます。

目標点数がとれない部分については,まず教科書を読んでアウトラインをつかむところから始めます。そうしたら,センター試験の問題を実際に解いてみる。
間違ったところ,カンで解いたところ,たぶんこれかな……と思って解いたところ。そんな問題にはチェックを入れて,後からもう一度解き直せるようにしておきましょう。
そしてその復習をする。そこがセンター対策をする上で最も重要な部分となります。

試験範囲は広しと言えど,限られています。センター試験の作問者は基本的には受験生が間違いやすいところを把握しているので,一度出した問題と同じところをついてこようとしてきます。ですから頻出分野は最低限おさえるようにしておきたい。
そうやって勉強していると,間違えた問題のたくさんある分野が浮き彫りになってきます。そこが頻出分野でもあるので,徹底的に,すみずみまで覚えること。

あとはこの演習と復習の繰り返し。センター試験は,傾向があるので対策をすることが可能な試験です。復習が嫌いな受験生は「やったこと」に満足してしまうようですが,過去問とはよい点数を出して満足するために解くのではありません。自分の理解している分野,苦手な分野を把握するために解くのです。

センター試験まであと少しですが,あと少しだからこそ,本番までの勉強スケジュールをしっかり立てながらこつこつと勉強を進めていきましょう。