白百合学園中学高等学校

「品位ある6年間」を、学力の土台から“伸びる学び方”に変える

白百合学園中学高等学校は、1881年創立のカトリック・ミッションスクールとして、都心にありながら落ち着いた環境で6年間を過ごせる伝統校です。生徒一人ひとりを大切にし、将来の自立に向けて支援する――という学校の姿勢は、学園概要にも明確に示されています。学園には白百合学園小学校が併設されており、小学校から進んでくる生徒と中学受験を経て入学する生徒が、同じ教室で6年間を過ごします。

所在地は千代田区九段北。飯田橋駅・九段下駅から徒歩10分前後で通学でき、日々の学習リズムを作りやすい立地です。

一方で白百合は、「やるべきことは多いのに、優先順位づけは本人次第」になりやすい学校でもあります。とくに英語・数学は積み上げ科目のため、つまずきを早期に整えるかどうかで、その後の伸びが大きく変わります。

ここでは、白百合生のご相談が多い数学・英語(+フランス語)を中心に、学校の学びを“得点力・受験力”につなげるポイントを整理します。

白百合の数学カリキュラムとつまずきやすいポイント

検定外教材(体系数学系)を軸に、定期試験は「教科書+問題集+プリント」で決まる

白百合の数学は、中高一貫校で採用の多い検定外教材(例:体系数学・体系問題集)をベースに進む、という情報が複数見られます。

ただし、使用教材は年度・学年で変更されることがあり、「2024年度から中3は体系数学以外に切り替え」とする情報もあります。

共通して重要なのは、定期試験が「配布された教材・プリントの範囲内」で出題されやすい点です。教材選びで迷うほど、まずは学校配布物を“完璧に回す”方が点数に直結します。

数学でよくあるつまずき

  • 理解したつもりで演習量が不足し、テストで手が止まる(特に関数・図形・場合分け)
  • 学校プリントを「その場で解いて終わり」にしてしまい、やり直しが資産化されない
  • 高校進級後、レベル別(習熟度別)の差が広がり、苦手単元を抱えたまま進む(数学は高1から2レベルに分かれる)

リープエンジンでのサポート(数学)

  • 学校教材・プリントを「出題されやすい型」で再整理し、得点に直結する優先順位を明確化(例:関数のグラフ、図形の証明、確率の数え上げ など)
  • 週単位の進捗管理+小テストで、“できたつもり”を早期に修正
  • 答案の途中式・記述の作法まで含めて添削し、白百合のテストで点になる書き方を定着 中高一貫校専門塾として、「いま何をやるか」だけでなく「6年間でどう勝つか」まで、ロードマップごと伴走します。

英語・フランス語教育の特徴と対策

英語×フランス語の2カ国語。少人数・ネイティブ授業で“使える言語”へ

白百合は英語とフランス語の2カ国語に力を入れており、ネイティブ教員の授業が中1〜高3まで行われます。フランス語は中学3年間、一定割合で日本人+ネイティブのチーム・ティーチングで実施されると学校が説明しています。

また、英語は中3から習熟度別(2〜3レベル)で授業が行われるため、同じ学年でも「求められる運用力」に差が出やすいのが特徴です。

定期試験は「教科書+問題集+副教材」を回し切った人が強い

中3英語(日本人教員の授業)では、教科書(例:New Crown)に加え、問題集(例:シリウス)やNHK基礎英語など副教材の比重が高い、という分析もあります。

英語でよくあるつまずき

  • 単語・文法の暗記で止まり、本文の構造(SVOC)や論理が追えない
  • 音読・リスニングが“作業”になり、聞ける/話せるに転換しない
  • 英作文で直訳が増え、減点される癖が固定化する

リープエンジンでのサポート(英語)

  • 教科書本文をチャンクで分解し、音読 → 構造把握 → 精読の型を固定
  • 定期試験の範囲を「教科書・問題集・副教材」で棚卸しし、2週間前に1周→直前期に2周の回し方を設計
  • 和文英訳・自由英作文は添削で“書き直し”まで行い、点になる表現に更新

白百合の定期テストと、6年間を見通した学習計画

学校の「補習・習熟度別」を活かすには、家庭学習の設計が要になる

白百合では必要に応じた補習や、英語・数学などの習熟度別授業が用意されています。

ただ、これらを“成果”につなげるには、日々の家庭学習が「なんとなく」にならないよう、やることの粒度を落として管理する仕組みが不可欠です。

定期テストに向けた具体的な進め方(例)

  • 数学:学校プリント/問題集のA・B(基礎〜標準)をテスト2週間前までに一通り → 間違いだけを3周目で潰す
  • 英語:本文音読の回数を決める(例:毎日10分)+問題集は「間違えた設問だけ」即日復習
  • 共通:“できなかった理由”を「暗記不足/理解不足/演習不足」に分類し、次週の計画に反映

リープエンジンでは

  • 教科別の週間計画と振り返りで、勉強の見える化
  • 定着チェックで、弱点を“発見して終わり”にしない
  • 面談で目標を都度修正し、白百合の6年を受験まで一直線に接続

白百合の進路設計——在学中の進路の組み立て

これは、白百合にお子さんが通われているご家庭に向けた、在学中の進路設計の話です。

進路の出方

白百合には、姉妹校である白百合女子大学への推薦制度がありますが、これはごく限られた人数の選択肢で、大多数の生徒は他大学を受験します。実績を見ると、難関国公立や早慶上智をはじめとする難関私大に加えて、医学部医学科への合格が厚いのが白百合の特徴です。学校側も、高校の豊富な選択科目を難関大学合格へ向けた実力養成と位置づけています。早慶上智・ICU・東京理科大クラスの指定校推薦の枠も持っていますが、枠や基準は年度で変わるため、最新は学校配布資料や面談でご確認ください。進路の主戦場は一般受験——これが白百合の進路構造です。

だから、こう設計します

本線は、一般受験に向けた学力づくりです。とくに実績の厚い医学部・理系まで視野に入れるなら、英語とあわせて、数学を習熟度別の上位で戦える水準に保てるかが、高2以降の選択肢を大きく左右します。積み上げ科目の英語・数学を通常授業(少人数のクラス授業)で固め、評定に不安が出た局面だけ、完全1対1のアベセ(ABC)を定期テスト対策としてスポットで足す——普段は受験の学力づくりに集中し、評定が要る時期だけ手を厚くするメリハリが、指定校推薦の可能性も残しながら本線を太くします。

英語とフランス語の2カ国語体制は、時間配分の設計がすべてです。復習の型が自力で回っているなら、今は塾を急がない判断で構いません。中1・中2で進路を決め切る必要はなく、定期試験の手応えと評定の付き方を見ながら、面談で少しずつ軸足を定めていけば十分です。

白百合の6年間を、“主体的な学び”で実りあるものに

白百合は、学力だけでなく心の教育・国際教育も含めて、丁寧に育ててくれる学校です。英語とフランス語を学び、ネイティブ教員の授業や洋書多読など、環境自体が強いのも魅力です。

その一方で、「積み上げ科目の遅れ」は静かに広がります。だからこそ、学校の教材と授業を軸にしながら、家庭学習を“勝てる形”に整えることが、白百合で伸びる最短ルートです。

リープエンジンでは、白百合の学習を「内部情報っぽく細かく」ではなく、“点数と伸びに直結する形”に翻訳して伴走します。

「あっ、うちの子の学校が載ってる。しかも、やるべきことが具体的…」と思ったら、まずは今お使いの学校教材・プリントから一緒に整理していきましょう。

白百合学園小学校に通われているご家庭であれば、小学5年生からお預かりする指導プログラムがあります。中学準備型として、小学校の学習を支えつつ、小5・小6のうちに英語・数学の土台づくりまで進めておく内容です。

文責:リープエンジン編集部 ・ 最終更新 2026-07-30