頌栄女子学院中学校・高等学校の定期試験対策|使用教材やカリキュラムを解説

頌栄女子学院中学校・高等学校に通うご家庭へ

週5日制でも“高密度”——英語・数学を6年間で伸ばし切る学習戦略

頌栄女子学院中学校・高等学校は、創立者の信仰に基づくキリスト教主義の女子校です。毎朝の礼拝を軸にした落ち着いた生活リズムの中で、学力だけでなく「自分で考え、選び、行動する力」を育てていくのが頌栄らしさです。
また、土曜日を休日とする週5日制である一方、英語・数学は授業時数が多く、学年・教科によっては少人数編成で学びの密度を高めています。
だからこそ頌栄では、「授業を受けて終わり」ではなく、家庭学習での復習設計や課題管理まで含めた“自己管理”が成績を左右します。

リープエンジンでは、頌栄の学習リズム(週5日制)と教材運用に合わせて、定期テストで結果を出しつつ、大学受験まで伸び続ける学び方を一緒に作っていきます。
ここでは、とくにご相談の多い「数学」「英語」を中心に、頌栄ならではのポイントを整理します。


頌栄の数学カリキュラムとつまずきやすいポイント

授業時数が多いぶん、理解が浅いまま進むと“差”がつきやすい

頌栄の数学は、授業時数が比較的多く、学年によっては少人数・習熟度別の編成で進みます。
発展的な内容も早い段階から授業内に取り入れられるため、理解が追いつかない単元を放置すると、次の単元で一気に苦しくなる——という形で差が広がりやすいのが特徴です。

(頌栄生の定期テスト対策でよく出てくる)教材運用のイメージ

学年や担当によって差はありますが、頌栄生の定期テスト対策としては、
「学校で扱う教科書・問題集・プリント」を軸に、(必要に応じて)中高一貫向け教材の考え方で先取り・復習を組み直す、という進め方が相性良いケースが多いです。
たとえば、教材の例題→基本→発展へと“段階を崩さず”積み上げることが、頌栄の数学ではそのまま得点力につながりやすくなります。

数学でよくあるつまずき

  • 公式や解法は覚えているのに、図形の証明・思考問題で手が止まる
  • 宿題や問題集を「解いたつもり」で終え、解き直しが回らず定着しない
  • 授業の進度に追われ、分からない単元を“保留”したまま次へ進んでしまう

リープエンジンでのサポート(数学)

  • 頌栄の進度に合わせて、「次のテストで点になる問題」を優先順位づけ(やるべき範囲を絞って、仕上げ切る)
  • ノート・解き直しの型を統一し、「例題 → 類題 → まとめ」で“分かったつもり”を残さない
  • 毎週の学習で質問を拾い、理解の穴を小さいうちに修正(テスト前に慌てない学習設計)

英語教育の特徴と対策

中学は週6時間。ネイティブ授業も含めて4技能を回す

頌栄の英語は授業時数が多く、中学では週6時間が配当され、うち一部はネイティブ教員による英会話として運用されています。
また、一般生と帰国生でカリキュラムが分かれており、それぞれの背景に合わせて英語力を伸ばせる編成になっています。

英語で“崩れやすい”ポイントは、語彙・文法の量よりも「回し方」

頌栄の英語は、教科書本文の理解だけでなく、音読・小テスト・文法演習・英作文など、日々の積み上げが得点に直結しやすい設計です。
その反面、やることが多いぶん、学習の回し方(優先順位)が曖昧だと、努力量のわりに伸びにくくなります。
(学年・クラスによっては)中高一貫向けの発展教材や副教材を併用するケースもあり、早い段階から“大学受験を見据えた英語”の要素が入ってきます。

英語でよくあるつまずき

  • 単語暗記に偏り、本文の構造理解(SVOC)や内容把握が浅いまま進む
  • 和文英訳で「文法は合っているのに不自然」になり、得点が安定しない
  • リスニング・スピーキング(授業のアウトプット)と、テスト対策(読解・文法)が噛み合わない

リープエンジンでのサポート(英語)

  • 本文をチャンク(意味のかたまり)で捉え、音読 → 和訳 → 構文確認の型で“読める英語”を作る
  • 本文を分解・再構成する演習で、英文の骨格を体感(丸暗記ではなく、運用へ)
  • 英検など外部試験も見据え、語彙・文法・リスニング・ライティングの優先順位を整理して月ごとの計画に落とし込む

頌栄の定期テストと、週5日制で失速しない学習リズム

“土曜が休み”=ラク、ではなく「平日の設計」が命

頌栄は土曜が休日のため、平日5日間で授業も課題も進みます。
つまり、成績が安定するご家庭ほど、平日の復習を「短く・高頻度」で回し、週末に総点検という形ができています。

定期テスト2週間前からの進め方(例)

  • 数学:授業ノート・例題・基本問題を2週間前までに一周 → 直前期は“間違えた問題だけ”を解き直す
  • 英語:本文の音読・内容理解を先に固める → 文法演習・英作文で“出やすい型”を仕上げる
  • 全科目共通:小テスト・提出物を「点数化」して管理し、抜け漏れをゼロにする

リープエンジンの進度管理(頌栄生向け)

  • 学校教材(教科書・問題集・プリント)の対応関係を一覧化し、迷わず回せる形に整理
  • テスト2週間前に“確認項目が出そろう”状態を作り、直前期は得点最大化に集中
  • 学習計画を「週5日制の生活リズム」に合わせて設計し、無理なく継続できる形に落とし込む

頌栄の6年間を、“大学受験まで伸びる自走力”に変えていきましょう

頌栄は、英語・数学の授業時数の多さと、丁寧な指導・少人数編成を活かして、真面目に取り組む生徒が大きく伸びる学校です。
その一方で、日々の課題・小テスト・復習が積み上がる環境だからこそ、少しの“分からない”を放置すると、気づかないうちに差が開くこともあります。

リープエンジンでは、頌栄生が早期から「勉強のやり方」を確立し、学校の授業・教材を最大限に活かせるよう伴走します。
「頌栄の学びを、得点にも進学にもつながる形に整える」——そのための外部の伴走役として、必要に応じてご活用ください。