4月入塾受付中|中高一貫校の学びを、少人数授業と学習習慣づくりで支える塾

リープエンジンでは、4月からの新規生を募集いたします。

中高一貫校では、学校ごとの進度や教材の違いが大きく、同じ学年であっても、必要な勉強やサポートは一人ひとり異なります。だからこそリープエンジンでは、ただ授業を行うだけではなく、少人数授業・授業外フォロー・学習習慣づくりまで含めて、お子様の学びを支えることを大切にしています。

特に、次のようなご家庭にご好評をいただいております。

  • 新学年のスタートダッシュを決めたい
  • 定期テストで平均30点以上取りたい
  • 難関大学受験に向けて早期から準備したい

今年度も多くのお問い合わせをいただいておりますため、各学年とも定員になり次第、募集終了となります。ご検討中の方は、どうぞお早めにご相談ください。

※高3生は、すでに大学受験の基礎〜標準レベルを修了し、過去問演習に入れる方であればご相談可能です。


主な在籍校

など、都内を中心にさまざまな中高一貫校の塾生が在籍しています。


リープエンジンの特長

1.中高一貫校生専門の少人数授業

リープエンジンは、中高一貫校生専門塾として蓄積してきたノウハウをもとに、少人数・対話型の授業を行っています。「理解を置き去りにしないこと」を重視し、学校進度・目標・実力に応じて、無理なく、しかし着実に前へ進める学習環境をご提供します。

2.ご入塾後は1〜3か月、プロ講師との完全1対1の個別指導

当塾では、ご入塾後すぐにクラス授業へ合流するのではなく、まずプロ講師との完全1対1の相談学習を実施し、学習の土台を丁寧に整えていきます。

この期間では、主に次の5点を徹底します。

  • 生活習慣・勉強習慣の改善
  • 勉強法の改善
  • 既習内容の復習・定着
  • 定期テスト勉強の計画策定
  • 学校内容の先取り

プロ講師との密度の高いコミュニケーションを通して、お子様の学力・モチベーションを丁寧に把握し、最終的には「自分で進める力」を育ててまいります。

3.授業だけで終わらないフォロー体制

リープエンジンでは、授業の外側まで含めてサポートしております。

  • 欠席時の授業動画フォロー(出席分もご覧いただけます)
  • 授業日以外の質問対応
  • 自習室の利用
  • 二者・三者面談

「分からないところが残ったまま」「休んだら置いていかれる」といった不安を減らし、継続しやすい通塾環境を整えています。

4.学年を問わず、自習室を活用して「学習に集中できる環境」を

授業日以外でも自習室にお立ち寄りいただけるため、学校の宿題を日々当塾で済ませてから帰宅する方も少なくありません。

学習が前へ進みやすくなる条件として、特に大きいのは次の3点です。

  • 環境がある
  • 質問できる
  • スマホから離れられる

なお、当塾の教室内ではスマホ・タブレットはすべて禁止です(入室時にスマホロッカーにお預けいただきます)。これは単に厳しくしたいからではなく、塾生のみなさんに本番さながらに集中できる学習環境をご提供したいからです。この方針を厳格に運用しているため、デジタル・デトックスの場を求めて来塾されるご家庭も少なくありません。

5.保護者さまにも見えやすい運営

塾内システム「LEcore」では、次のようなことが可能です。

  • 授業カレンダーの確認
  • 欠席・遅刻連絡
  • 授業レポートの閲覧
  • 授業動画の確認

お子様のご様子や学習内容が見えやすく、保護者さまにとっても安心感のある仕組みを整えております。

6.カリキュラム対応(英語・数学)

各校のカリキュラムに対応し、学校ごとの教材や進度の違いにも配慮しながら、必要な学習を的確に進めてまいります。

  • 英語:『ニュートレジャー』『プログレス21』など
  • 数学:『体系数学』『システム数学』など

以下の勉強法の記事もぜひご参照ください。


学年別のご案内

4月から中1になる方へ

中学生活のスタートは、その後の数年間を左右します。リープエンジンでは、英語なら基本単語・be動詞・一般動詞、数学なら正負の数などから始め、最初の定期テストを見据えた先取りを行います。

また、次のような中学生活をうまく軌道に乗せるための支援も重視しています。

  • ノートの取り方
  • テスト勉強の進め方
  • スマホとの距離の取り方
  • 部活との両立の仕方

「入学してから何とかする」のではなく、入学前後のこの時期だからこそ、正しい学習習慣と生活習慣を身につけていきましょう。

4月から中2になる方へ

中2は、大きな変化がないように見えて、毎日の積み重ねが数年後に大きな差となって現れる時期です。中学受験後の勢いが落ち着き、「なんとなく過ごしてしまう」ことも起こりやすい学年だからこそ、良い習慣を作ることが重要です。

リープエンジンでは、学習面のサポートはもちろん、睡眠・スマホ・日々の過ごし方まで含めて、勉強に振り回されない土台づくりをお手伝いします。

4月から中3になる方へ

中高一貫校生にとって、中3は「中だるみ」が起きやすい一方で、その後の高校生活を大きく左右する学年です。視点を「いま」だけに閉じず、少し先の高校生活、さらにその先の進路まで見据えながら、学習と生活を立て直していく必要があります。

部活や人間関係、スマホなどに流されてしまう前に、自分の軸を整え、高校内容への橋渡しができる状態を目指していきましょう。

4月から高1になる方へ

高校生になると、一気に「自分で決めること」が増えていきます。

  • 学習内容
  • 理系・文系の選択
  • 将来像の考え方
  • 日々の時間の使い方

リープエンジンでは、直接的な受験対策だけでなく、必要に応じて進路や将来のイメージについても相談しながら、学びの方向性を整えていきます。

「まだやりたいことが見つからない」という方こそ、焦って答えを決めるのではなく、考えながら学べる環境に身を置くことが大切です。

4月から高2になる方へ

高2は、大学受験につながる本格的な勉強が始まる時期です。特に、次のような主要科目は完成までに時間がかかるため、学校の授業と並行して、早めに受験を意識した準備を進めることが重要です。

  • 数学
  • 英語
  • 国語

また、理科や社会についても、主要科目に押されて後回しにならないよう、学校学習と並走しながら効率よく進めていく必要があります。

リープエンジンでは、高1秋から化学・国語、高2秋から物理のクラス授業が始まりますが、それらに加えてプロ講師による1対1の個別指導を組み合わせながら、各教科の学習を確実に前進させていきます。


入塾をご検討中の方へ(学習カウンセリングのご案内)

まずはご本人同席の学習カウンセリングにお越しください。様子見だけでも大歓迎です。

学習カウンセリングでは、まずお子様の状況を丁寧にお伺いします。

  • 生活状況(部活動・習い事・生活習慣 など)
  • 学習状況(提出物、テスト結果、成績 など)
  • 目標・志望校(決まっている場合)

そのうえで、次を明確にいたします。

  • 優先して改善すべき点(スマホとの距離、就寝時間、テスト前の周回数、各科目の苦手単元 など)
  • 最適な学習環境(当塾を含む集団塾・予備校、個別指導塾、家庭教師、独学 など)

加えて、ご質問には何でもお答えするほか、当塾にご興味があれば、次のような点についてもお話しさせていただきます。

  • ご入塾後の流れ
  • 指導内容(進度・レベル・当塾のクラスの様子)
  • 目標に応じた効率的な勉強法

なお、当塾はご本人の主体性を大切にしているため、入塾テストはありません。また、学習カウンセリングでの無用な勧誘は一切いたしませんのでご安心ください。


クラス合流までの流れ

  1. 学習カウンセリングの実施
    ※ご要望に応じて、学習カウンセリング後、別日で体験授業を調整・実施いたします(最大60分まで)。
  2. 相談学習のお申し込み・日時調整
    ※日時は、お子様のスケジュールに鑑みてなるべく対応させていただきます。
  3. 相談学習の実施
    プロ講師による完全1対1の個別指導です。
    指導料:週1回90分9,240円
    実施期間:状況に応じて1〜3か月
  4. 通常授業(クラス授業)への合流
    ご相談の上、然るべきタイミングで最適のクラスに合流していただきます。
    クラスの定員は3〜10名前後です。
    学校進度・目標・実力に応じて複数クラスがあり、曜日・時間帯が異なります(詳細は個別面談でご案内します)。
    指導料:週1回90分5,940円(2教科受講)、週1回90分6,600円(1教科受講)
  5. (オプション)ABCプログラム
    クラスに合流後も任意でお申し込み可能な個別指導です。
    指導料:1回90分15,840円

    • 学習習慣の(再)定着・提出物管理・定期テスト計画
    • 総合型選抜の小論文・面接指導
    • 資格試験対策・難関大対策の集中演習

    以上のようなニーズに基づいて実施される方が多くなっております。

  6. (オプション)もくもく勉強会
    定期テスト前の日曜日に実施する無料の自習会です。
    入室時にスマホをお預かりし、テスト勉強に一心不乱で取り組みます。教科の質問にもその場で対応いたします。

学習環境について

  • 授業動画フォロー
  • 自習室の利用
  • 授業日以外の質問対応
  • 定期テスト前の無料自習・質問会「もくもく勉強会」
  • 二者・三者面談の実施
  • 空気清浄機・ウォーターサーバー・防災用品などの安心安全面への配慮

「授業の質」だけでなく、続けやすく、伸びやすい環境まで含めて整えていることが、リープエンジンの特長です。


最後に

当塾には自ら机に向かうようになった塾生がたくさんいます。「講師の熱意」と「親御様のご理解」、そして「適切な環境」が揃うと、子どもたちは大人が思うよりもすくすくと伸びてゆきます。

小6から入塾してくださった塾生が、たとえば次のような成長を見せてくれることも珍しくありません。

  • 高1になると模試で偏差値70超えを持ち帰る
  • 高3では医学部などの志望校合格をお知らせくださる

そんな嬉しい報告が毎年の恒例となっています。

なお、不安があっても大丈夫です。私たちが責任を持って最後まで伴走いたします。

講師一同、大切なお子様をお迎えできるのを心よりお待ちしています。


学習カウンセリングのお申し込み

お申し込みはお問い合わせフォームよりお願いいたします。

無用な勧誘は一切いたしません。
どうぞ安心してご相談ください。

ニュートレジャーの特徴と勉強法(詳細版)

ニュートレジャーの特徴

中高一貫の進学校の中には、『NEW TREASURE(ニュー・トレジャー)』(Z会出版)を採用している学校があります。ニュートレジャーは、一般の検定教科書よりも難度が高く、検定教科書であれば高校生が学習するような発展的な内容まで中学生でも扱うよう構成されています。きちんとマスターすれば、中学生であっても共通テストレベル、英検2級以上のレベルの問題に対応できるようなハイレベルな教科書です。

ただその一方で、学習進度の早さ、学習する語彙・文法量の膨大さ、対応する参考書や問題集の少なさから、教科書を十分に理解できない生徒さんが多いのも事実です。

英語は、一度わからなくなると、負のスパイラルに陥ります。学校の授業についていけなくなり、何を書いてあるのかが理解できないため自宅での自主学習もままなりません。教科書が読めないことで苦手意識が増し、英語がまったくできなくなる。いわゆる落ちこぼれの原因になってしまいます。日々の学習の積み重ねや継続が肝心な英語学習では、いよいよ大学受験が近づき、一念発起して英語を勉強しようとしても、落ちこぼれたところから遅れを取り返すだけで、実に何倍もの労力と時間がかかります。

ニュートレジャーと検定教科書の違い

ニュートレジャーの勉強法についてお話しするにあたり、まずはニュートレジャーの特徴と検定教科書との比較から述べます。ニュートレジャーはZ会が出版している、中高一貫校での利用を前提とした高度な英語教材で、大学受験に特化した教科書として中上位の進学校の一部で採用されています。

ニュートレジャーと検定教科書との違いは2つあります。1つ目は、文章量・単語量の多さです。単語は中1〜3の検定教科書が約1200語であるのに対し、ニュートレジャーStage1〜3は約3300語と約3倍の量になっています。また本文とは別にRead項目も充実しており、全体の文章量も多くなっています。2つ目は、検定教科書なら高校で学ぶ基本文法が、Stage1からStage3までの約3年間の学習で学びきれるように詰めこまれていること。例えば、過去完了、関係副詞、関係代名詞の非制限用法、話法転換、分詞構文、部分否定、仮定法、強調構文などが組み込まれています。これらの文法事項は、検定教科書を利用している多くの生徒さん(英語初学者)にとっては、中学3年間または高校受験の勉強で基礎文法を完璧に身につけた後のステップとして学んでいくような内容なのです。

検定教科書では学年ごとに使う語彙が決まっており、そこに教科書による違いはほとんどありません。また検定教科書は6年間をかけ、重要な文法を反復しながら学ぶよう構成されています。中学で習ったことをよく飲み込めていなかったり忘れてしまったりしても、高校で再度学ぶことによって頭に覚え込ませることができる作りになっています。

それに対し、ニュートレジャーは検定教科書に比べて初めから無駄がなく、非常に密度の濃い教材です。さらに使われている英文は理系・文系と幅広いテーマを含んでいます。大学入試で頻出されるバリエーション豊富な論説文に対応するためのテーマ別弱点補強や志望大学の頻出分野対策もでき、使い方によっては最強の受験教材といえるでしょう。

ニュートレジャーで学ぶ際の問題点

ただし、文章・語彙量の多さに予習が追いつかず、英文を十分に理解しないまま行き当たりばったりに学校の授業を受けている生徒さんが多いのも事実です。教科書ガイドのたぐいは無く、わからない文法・構文は自主的に調べていくことが要求された結果、中学受験を乗り越えた自前の暗記力に頼り、ただの英文の丸暗記・付属の文法問題集とWork Bookの丸暗記で定期試験をやり過ごす。そのような勉強法に陥った生徒さんは、いざ実戦問題を前にすると、思考力不足のためにまるで問題が解けないといったことがあります。難関大学受験者のための密度の濃い教材である半面、こうして矛盾した勉強法に走り、教材の消化不良を起こしている生徒さんがいるのです。

そして、先生側の教え方にも高いスキルが求められます。ニュートレジャーはそもそも難関大学受験を見据える一部の進学校向けにつくられた教材であり、難しい単語を生徒のレベルに合わせて適宜変換する、重要文法を見定め繰り返し演習させるなどの工夫が必要となるため、教える側には難関大学受験指導の知識が必須です。しかし、中高一貫校でニュートレジャーを教えている先生方のなかには中学英語やコミュニケーション英語専門の方もあり、教材をうまく使いこなして生徒の英語力を上げるのを実は苦手としている先生もいらっしゃるようです。

現状では、先生方自身がこの教材の難しさに気づいていないことも多く、教材研究や指導の工夫が足りていないため、結果として落ちこぼれてしまう生徒が多数出ているという報告があります。通り一遍の指導で大量の文章や単語をぶつけられた生徒は及び腰になり、授業でついていけない部分を塾などで埋めようとしても、補習塾のレベルではニュートレジャーに対応できません。また英語専門塾は学校授業を度外視した独自のメソッドで生徒を教えていることが多く、学校成績に結びつきにくいという現状があります。このような状況により、ニュートレジャーで英語に苦手意識を持ってしまった生徒は、高校に上がったときには完全に「英語嫌い」となってしまいます。大学受験を思えば、早いうちにこの流れを変えなければなりません。

ニュートレジャーの活用法

学校のカリキュラム上、英語に割ける時間は限られているので、学校の授業だけでニュートレジャーをマスターするのは難しいでしょう。リープエンジンでは、ニュートレジャーのマスターのカギは、各生徒さんの学習状況を見極めた上での適切な解説と、日々の学習の具体的な指示、そして段階的な「演習」にあると考えています。

まずは、ニュートレジャーはハイレベルな教材で大学受験に特化した優れた教科書である一方、中学校3年間のあいだに自力で会得するには難しいほどの情報量が詰め込まれていること。そして、これが難関大学進学を考える者に要求されるレベルだということ。この2つを覚悟しておくことが必要です。

その上で、教科書を十分に使いこなすには、これまで多くの中高一貫校の生徒さん方を指導してきた講師の見地による、適切なレベルの演習を積んでいくことが重要となってきます。ときには講師から外部検定を受けるよう指示されることがあるでしょう。今の英語力を確認できると同時に、普段の努力の成果を知ることで、今おこなっている勉強法への自信や、さらなる学習へのやる気が満ちてくることでしょう。ニュートレジャーをうまく使い、日々の学習に相乗効果をもたらすことは十分に可能です。数多くの演習を基本軸に、中高一貫校生専門塾だからできる、学校の定期テスト~大学受験対策までを意識した指導をリープエンジンでは行っています。

プログレス21の特徴と勉強法(詳細版)

プログレスの特徴

中高一貫の進学校では、中学時に『NEW TREASURE(ニュー・トレジャー)』Z会出版 か、『PROGRESS IN ENGLISH21(プログレス21)』イエズス会出版 という教科書のどちらかを使う場合が多いです。進学校の中には、どちらも持たせていたり、高校以降も使用する学校もあります。

この2冊は、一般の検定教科書よりも難易度が高く、検定教科書であれば高校生が学習するような発展的な内容まで中学生でも扱うよう構成されています。きちんとマスターできれば、中学生であっても共通テスト試験レベル、英検であれば2級以上のレベルの問題に対応していけるようなハイレベルな教科書です。

ただその一方で、学習進度の早さ、学習する語彙・文法量の膨大さ、対応する参考書や問題集の少なさから、教科書を十分に理解できない生徒さんが多いのも事実です。

英語は、一度分からなくなると、負のスパイラルに陥ります。学校の授業についていけなくなるどころか、自宅では何を書いてあるのか読めず自主学習もままなりません。そうして英語が全くできなくなる。教科書が読めないことで苦手意識が増し、いわゆる落ちこぼれの原因になってしまいます。日々の学習の積み重ねや継続が肝心な英語学習では、いよいよ大学受験が近づき、一念発起して英語を勉強しようとしても、落ちこぼれたところから遅れを取り返すだけで、実に何倍もの労力と時間がかかります。

プログレスと検定教科書の違い

プログレス21の勉強法についてお話するにあたって、まずはプログレス21の特徴と検定教科書との比較から述べます。プログレス21は、一部の中高一貫校で使われる比較的高難度な英語教材です。検定外教科書のため副教材という位置づけで、検定教科書を一緒に持たせることがありますが、実際はプログレス21のみを扱う学校もあるようです。もともとイエズス会の神父様により作られた教材ということもあり、使われている英文は宗教や欧米文化関連をテーマとしたものが多く、ストーリー仕立てで語られる文章が主です。一部のカトリック系の学校で採用されています。

プログレス21と検定教科書との違いは、大きく分けて3つあります。1つ目は文章と語彙量の多さです。2つ目は、検定教科書なら6年間かけて学ぶ文法が中3(プログレスでいうところのBook3)までの3年間で学び切れるように詰め込まれていることです。そして3つ目は取り扱う文章が主に「小説」「物語」「会話文」と偏りのある点です。

検定教科書では学年ごとに使う語彙が決まっており、そこに教科書による違いはほとんどありません。また検定教科書は6年間をかけ、重要な文法を反復しながら学ぶよう構成されています。中学で習ったことをよく飲み込めていなかったり忘れたりしても、高校で再度学ぶことによって頭に覚え込ませることができる作りになっています。文章は、一般的に中学時は日本人の中学生が主人公のストーリー仕立てとなっており、文章量は段階を経て増えていきます。英語初学者の日本人学生にもとっつきやすい、英語の導入時に障壁の低い教材であるといえます。

それに対して、プログレス21は検定教科書に比べて初めから無駄がなく、非常に密度の濃い教材です。語彙や文法は章のストーリーに沿って記載されているため、検定教科書では高校時に学ぶ内容であっても、中学学習範囲に部分的に挟みこまれてきます。そのため自学習で予復習を進める際には、中学生であっても高校生レベルの参考書を自ずから引いていく必要がでてきます(いわずもがな、教科書を十分にマスターしていくにあたって予・復習は必須です)。文章はとにかく長文で、教科書の読み物としてはかなり重たいです。また、対応する問題集が少なく、実戦問題の演習不足になりがちです。いざ実戦問題を前にすると、問題演習不足のために、まるで解けない生徒さんもいます。密度の濃い教材である一方、参考となる解説や演習問題量の少なさから、教材を使いこなせず、消化不良となっているケースが多いのです。

プログレスで学ぶ際の問題点

それだけに、先生側の教え方にも高いスキルが求められます。難しい単語を生徒のレベルに合わせて適宜変換する、重要文法を見定め繰り返し演習させるなどの工夫が必要で、プログレス21を使いながらも高校~大学受験学年への接続を考えられる難関大学受験指導の知識も必須です。中高一貫校でプログレス21を教えている先生方の中には中学英語やコミュニケーション英語専門の方もおり、教材をうまく使いこなして生徒の英語力を上げるのを実は苦手としている先生もいらっしゃるようです。

しかし現状では、先生方自身がこの教材の難しさに気がついていないことも多く、教材研究や指導の工夫が足りていないため、結果として落ちこぼれてしまう生徒が多数出ているという報告もあります。

通り一遍の指導で大量の文章や単語をぶつけられた生徒は及び腰になり、授業でついていけない部分を塾などで埋めようとしても、補習塾のレベルではプログレス21に対応できません。また英語専門塾は学校授業を度外視した独自のメソッドで生徒を教えていることが多く、学校成績に結びつきにくいという現状があります。プログレスで英語に苦手意識を持ってしまった生徒は、高校に上がったときには完全に「英語嫌い」となってしまいます。大学受験を考えれば早いうちにこの流れを変えなければいけません。

プログレスの活用法

学校のカリキュラム上、英語に割ける時間は限られているので、学校の授業だけでプログレス21をマスターするのは難しいでしょう。リープエンジンでは、プログレス21のマスターのカギは、各生徒さんの学習状況を見極めた上での適切な解説と日々の学習の具体的な指示、そして段階的な「演習」にあると考えています。

まずは、プログレス21はハイレベルな教材で、実用的な英語を学ぶ上で優れた教科書である一方、中学校3年間の限られた時間の中で、自力で会得していくのはかなり難しい程の情報量が詰め込まれている、との心構えが必要です。

その上で、教科書を十分に使いこなすには、これまで多くの中高一貫校の生徒さん方を見てきた講師の見地による、適切なレベルの演習量を積んでいくことが重要となってきます。時には講師から外部検定を受けるように指示されることがあるでしょう。ご自身の英語力を確認できると同時に、普段の努力の成果がみられると、きっといまの英語の勉強への自信や、さらなる学習へのやる気が満ちてくることでしょう。日々の学習に相乗効果をもたらすようにして、プログレス21をうまく使っていくことができます。数多くの演習を基本軸に、中高一貫校生専門のリープエンジンだからできる、学校の定期テスト~大学受験対策までを意識した指導をリープエンジンでは行っています。

体系数学の勉強法と特徴【詳細版】

体系数学をお使いの方へ

この文章は、『体系数学』(数研出版)を採用している中高一貫校の中学1年生から2年生を対象に、体系数学での勉強法についてまとめたものです。お子様の通われている学校で、体系数学をお使いの方で勉強のやり方に迷われている方はご参考にしてください。

学年別に作られている通常の検定教科書とちがい、体系数学は代数・幾何など系統によって分かれた5つのシリーズ(全8冊)からなる教科書です。これらについて、中高を通じて使う学校もあれば、途中の学年まで使い、その後通常音の検定教科書に移行する学校もあります。

体系数学には、通常の検定教科書と比べて次のような特徴があります。

  1. 教える内容を、近い分野でまとめ体系的に整理している
  2. 重複する内容を削ぎ落とし、コンパクトにまとめている
  3. 市販の問題集や参考書との併用には注意が必要

まずは、上記3点についてくわしく説明し、その後、体系数学を利用した勉強法について述べていきます。

目次
特徴1 体系的に整理
特徴2 重複する内容の削除
特徴3 市販の問題集併用の際の問題
体系数学を使う際の心構え
体系数学を活かすための勉強法
塾を活用した体系数学の勉強法

特徴1 体系的に整理

通常の検定教科書では、中学1年で1次方程式を、中学2年で連立方程式を、中学3年で2次方程式を、高校1年で1次不等式を学ぶように作られています。

しかし、体系数学では、中学1年で1次方程式・連立方程式・1次不等式を一気に学ぶように作られています(2次方程式は中学2年で学びます)。これは、学習時の自然な理解の流れにそって “1次式”としてまとめられる分野を束ねたためです。

体系数学では、この例のように、知識を体系的に整理している ため、各分野のつながりがつかみやすく、効率よく学べるよう工夫されています。しかし、メリットの陰には必ずデメリットがあり、効率的に整理されているがゆえに、一度理解につまずくと、”わからないという状態”が通常の検定教科書より長く続くことになります。

特徴2 重複する内容の削除

通常の検定教科書では、中学1年生で1次式の計算を、中学2年生で1次式の復習と単項式のかけ算・割り算を、中学3年生で多項式のかけ算を学ぶように作られています。

しかし、体系数学では、中学1年で1次式の計算と単項式のかけ算・割り算を一気に学ぶように作られています。

体系数学では、この例のように、復習となるような重複する知識を削っている ので、スピーディに学ぶことができます。しかし、繰り返しがないように整理されているがゆえに、知識が抜け落ちてしまうと、それを取り戻す機会が少ないといえます。そのため、「本当にわかっているかが不安」と感じる生徒さんも多いでしょう。

特徴3 市販の問題集併用の際の問題

上記のように、体系数学では扱う知識の並び方が、通常の検定教科書とは異なります。しかし、書店にある市販の参考書や問題集は、基本的に通常の検定教科書の知識の並びに準拠して作られています。そのため、体系数学で学んでいる生徒さんが、市販の参考書や問題集を併用する際には、単元の対応に注意が必要 です。

例えば中学1年生の2学期の中間試験で、1次不等式がわからないため、あるいはもっと練習したいため、市販の参考書や問題集に当たろうとすると、高校1年用のものを探さなければいけません。このとき、ある程度数学について知識があれば、単元の対応や学ぶ順序を見てどんな参考書に当たればよいかすぐに分かりますが、はじめて数学を学ぶ中学生や、しばらく数学から離れてしまっている保護者様では、その判断が難しいかもしれません。

現在販売されている体系数学対応の参考書や問題集は、教科書と同じ出版社(数研出版)による2冊程度で、そのうち1冊は学校で配布されている可能性が高いです。このため、「より自分に合った参考書を探す」というのは(よい指導者がいないと)難しいかもしれません。

体系数学を使う際の心構え

以上の3点から、体系数学を使って勉強を進める際には つまずいた時にすぐに解決できるような環境を用意しておく ことが必要です。

通常の検定教科書より復活のチャンスが少ないのですから、わからないことをそのまま放置しないで、疑問点がでたら、学校や塾の先生にすぐに聞きに行くような習慣を身につけることが大切です。あたりまえといえばあたりまえの結論ですが、内容に無駄のない体系数学で勉強する際には、特に大切なことです。

とはいえ、「疑問点をすぐに質問して解決する」は言うのは簡単ですが、実際はなかなか難しいかもしれません。時間がなくて先生がつかまらなかったり、気軽に質問できる人が近くにいなかったりする場合もあるでしょう。また、質問しようと思っても、なんとなく気が引けて、なおざりになってしまうこともよくあるのではないでしょうか。

体系数学を活かすための勉強法

ここからは、体系数学を使って勉強を進める上での理想の形についてお話ししたいと思います。

体系数学を利用するということは、中学3年間の勉強を約2年で終えてしまおうとしていることにほかなりません。そのため、学校の授業が早くなってしまうのは当然といえます。

そこで、私が考える、体系数学での授業を本当に活かすための一番の勉強法は 学校で習う際につまずくことがないように、事前に勉強を進めておくこと です。

数学は、英語と並んで最も授業数の多い科目です。それゆえ数学の授業では、一旦わからなくなるとそれがあとを引き、「わからない時間」を多く過ごしてしまうことになります。時間数の多い学校での授業を、消化不良におちいることなく上手に活かすには、そもそも授業で疑問点が生じないよう、学校の授業に先立つ勉強を進めておく のが効率的です。

具体的には学校の授業に先行すること1ヶ月~3ヶ月ほどの範囲を、付かず離れずのペースで先行学習します。そうすれば、学校の授業の理解がスムーズになり、わからない間に授業が進んでしまうという無駄な時間をなくすことができます。学校の授業が「復習の時間」になるわけです。また、先行学習の際に学校で与えられる問題集を解きはじめれば、遅くとも試験2週間前には、学校から範囲を指定される課題提出用のノート等を完成できます。すると時間に余裕が生まれ、試験前に問題集を2周3周することもできますし、その時間を他の教科の勉強に割り当てることもできるため、全科目の成績向上へとつながります。

塾を活用した体系数学の勉強法

先行学習によって学校の長時間の授業を無駄なく活かす、というのがここでの基本的な考え方でした。でも、ただでさえ忙しい学校生活ですから、このような先行学習を実践するには、短い時間で効率よく勉強を進める必要があります。

独学ならば、教科書ガイド(教科書の問題の解説)を購入し、自分で理解しながら教科書を読み進めることができればベスト。ですが、それを率先して実行できる中学生は少数派かもしれません。また、どうしても独学ではつかみにくいことはありますし、独学では得られない知見(分野間のつながりや、知識の上手な整理の仕方、大学入試問題の傾向など)がほしい場合には、やはり専門の塾で学ぶ必要があります。

手前味噌にはなりますが、当塾(リープエンジン)では、上記の先行学習を成功させ有意義な学校生活を実現するためには良い先生、良い環境、良い生徒の相互作用が不可欠との考えから、
・中高一貫校のカリキュラムの把握し豊富な指導経験もつプロ講師の指導力
・生徒一人一人と綿密なコミュニケーションがとれる少人数のクラス
・互いに刺激しあえるやる気のある生徒のみが参加していること
以上の条件を満たし、実践しています。

体系数学で学ばれている方で、より効率の良い、より高度な学習をお考えの際には、上記の点に注意して最寄りの塾等をご検討されてはいかがでしょうか。


【以下、当塾からの宣伝です】
リープエンジンでは、塾生を募集しています。
ご興味あるかたは、リープエンジンへのリンクをご覧ください。