ニュートレジャー​(New Treasure)

ニュートレジャー​(New Treasure)を​使う​学校に​通う​お子さまの​塾を​お探しですか。​リープエンジンは、​中高一貫校に​通う​中学1年生から​高校3年生だけを​見る​塾です。​教室は​品川駅高輪口から​徒歩3分。

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ニュートレジャーの​特徴

中高一貫の進学校の中には、『NEW TREASURE(ニュー・トレジャー)』(Z会出版)を採用している学校があります。文部科学省の検定を受けていない、検定外の英語教科書です。

ニュートレジャーは、一般の検定教科書よりも難度が高く、検定教科書であれば高校生が学習するような発展的な内容まで、早い学年のうちに扱うよう構成されています。きちんと身につければ、難関大学受験の土台になるハイレベルな教科書です。

ただその一方で、学習進度の速さ、学習する語彙・文法量の多さ、対応する参考書や問題集の少なさから、授業だけでは消化しきれない生徒さんが一定数出るのも事実です。英語は積み上げ科目のため、消化不良を放置すると、読めない範囲が広がって自習が回らなくなる、という循環に入りやすい教科でもあります。だからこそニュートレジャーでは、教材のレベルを正しく知り、負荷の上がり方に合わせて演習を組み立てることが、6年間の英語の伸びを大きく左右します。

ニュートレジャーの​レベルと​ Stage 構成

ニュートレジャーは Stage1 から Stage5 までの全5冊で、中学1年生から大学入試レベルまでをカバーしています。Z会の2026年のカタログでは、各 Stage で扱う範囲と学ぶ語の数は次のとおりです。

  • Stage1:中1〜中2の範囲(約1,200語)
  • Stage2:中2〜中3の範囲(約1,100語)
  • Stage3:中学の復習と、高校の文法の基礎(約1,100語)
  • Stage4:高校の全範囲。ここで文法の学習がひととおり完成します(約1,100語)
  • Stage5:大学入試への対応(約1,000語)

全5冊を通すと約5,500語です。Z会は、大学入試で求められる標準的な語彙数を4,000〜6,000語程度としています。扱う英文の長さも、Stage1 の約90〜300語から、Stage4 では約700〜1,200語、Stage5 では約900〜1,400語と、大学入試を見据えた長さになっていきます。

どの学年でどの Stage を使うかは、学校によって違います。Z会の進度例では、中学範囲を2年で終える進め方(中1で Stage1、中2で Stage2、中3で Stage3、高1で Stage4、高2で Stage5)のほかに、2.5年や3年をかけて進める例も示されています。Stage3 を高校に入ってから学ぶのも、正規の進め方の一つです。

到達レベルでいえば、中学範囲を早く終える進度の学校で、きちんと使いこなせれば、中学生のうちに英検2級や共通テストの問題に手が届きます。裏を返せば、要求される負荷は検定教科書の延長線上にはなく、英語を学び始めたばかりの生徒がいきなり背負う水準ではありません。

Stage が進むごとに、この要求水準は一段ずつ上がります。とくに高校文法が本格的に載ってくる段で、語彙・構文・読解量が同時に増え、予習が追いつかずに消化不良が起こりやすくなります。どの学年・どの Stage で苦しくなるかは生徒によって違いますが、つまずきの多くは”地頭”ではなく、この負荷の上がり方に演習の組み立てが追いついていないことから生じます。

ニュートレジャーと​検定教科書の​違い

ニュートレジャーは、中高一貫校での利用を前提とした英語教材で、大学受験に特化した教科書として中上位の進学校の一部で採用されています。検定教科書との大きな違いは2つあります。

1つ目は、高校範囲に入る早さです。中学範囲の文法は Stage1・2 で扱い、この2冊で学ぶ語は約2,300語です。今の中学の検定教科書で学ぶ語も、小学校で習う600〜700語に1,600〜1,800語程度を加えた2,200〜2,500語程度(学習指導要領による)なので、中学範囲の語数そのものには大きな差はありません。差がつくのは、そのあとです。ニュートレジャーは Stage3 で高校の文法の基礎を一通り押さえ、Stage4 で高校の文法を完成させます。中学範囲を2年で終える学校なら、中3で高校の文法に入ることになります。

Stage3 には、たとえば過去完了、関係副詞、関係代名詞の非制限用法、分詞構文、仮定法過去完了、部分否定、強調構文が入っています。検定教科書で学ぶ多くの生徒さんにとっては、中学3年間で基礎文法を身につけた後、高校で学んでいく内容です。

2つ目は、読む英文の量とテーマです。本文とは別に Read 項目も充実しており、読む英文の量が多くなっています。使われている英文は理系・文系にわたる幅広いテーマを含み、大学入試によく出るさまざまなテーマの論説文への備えや、志望大学でよく出る分野の対策にも使えます。

検定教科書は、中学と高校の6年間をかけ、重要な文法をくり返しながら学ぶよう作られています。中学で習ったことをよく飲み込めていなかったり忘れてしまったりしても、高校でもう一度学ぶことで身につけ直せる作りです。それに対し、ニュートレジャーは、中学範囲の復習をしながらも高校範囲へ早く進む、非常に密度の濃い教材です。使い方によっては最強の受験教材といえるでしょう。

ニュートレジャーの​採用校

ニュートレジャーを使っている学校は、このページの下の「この教材を使っている学校」にまとめています。当サイトに学校別ガイドがある学校のうち、学校の公表資料や、塾・教育情報サイトなど公開されている情報から、使っていると判断した学校です。

ただし、使っている教材名を公表していない学校も多く、同じ学校でも学年によって教材が違うことがあります。中学1年生だけ別の教材を使う学校や、高校から検定教科書に切り替える学校もあります。お子さまの学校の状況は、学校から配られる教材や資料で確かめてください。

ニュートレジャーで​つまずきやすい​理由

文章・語彙量の多さに予習が追いつかず、英文を十分に理解しないまま、行き当たりばったりに学校の授業を受けている生徒さんが多いのも事実です。検定教科書のように書店で買える教科書ガイド(本文の訳や解説をまとめた本)はなく、わからない文法・構文は自分で調べていくことが求められます。その結果、中学受験を乗り越えた暗記力に頼り、英文の丸暗記と、付属の文法問題集や Work Book の丸暗記で定期試験をやり過ごす勉強に陥りがちです。

そのような勉強法に陥った生徒さんは、いざ実戦問題を前にすると、思考力が育っていないために問題が解けない、ということが起こります。難関大学受験者のための密度の濃い教材である半面、こうして教材の消化不良を起こしている生徒さんがいるのです。

そして、教える側にも高いスキルが求められます。ニュートレジャーはそもそも、難関大学受験を見据える一部の進学校向けにつくられた教材です。難しい単語を生徒の状況に合わせて適宜言い換える、重要文法を見定めて繰り返し演習させるといった工夫に加えて、高校〜大学受験学年への接続まで見通せる、難関大受験指導の知識が欠かせません。

授業の理解を外で補おうとする場合も、ここが分かれ目になります。検定教科書のペースを前提にした一般的な補習指導では、ニュートレジャーの進度と密度には対応できません。逆に、学校の授業と切り離した独自カリキュラムで進める英語専門塾では、学校の定期テストや評定には結びつきにくいという現状があります。教材そのものを教え切れる指導と、学校の進度に沿った設計。この両方が揃ってはじめて、ニュートレジャーは「最強の受験教材」として機能します。

ニュートレジャーの​勉強法と​定期テスト対策

ニュートレジャーを使いこなす鍵は、理解の状況に合ったレベルの解説と、日々の具体的な学習の指示、そして段階的な「演習」にあります。ふだんの勉強では、次の点を押さえてください。

  • 本文は丸暗記で済ませず、1文ずつ、意味と構造(どれが主語と動詞で、どの語句がどこにかかるか)を説明できる状態にする
  • わからない文法・構文は、ためこまずに調べて解決する。高校で習う文法が早い学年で出てくるので、高校生向けの文法参考書を引くことになる
  • Work Book や文法問題集は、答えを覚えるのではなく、なぜその答えになるのかを言えるまで取り組む
  • 対応する問題集が少ないぶん、足りない演習は市販の問題集で補う

定期テストも、この延長で考えます。英文や問題集の答えの丸暗記でしのぐ勉強から、意味を理解して実戦問題にも対応できる勉強へ。その橋渡しには、教材の難しさを理解した指導と、本人の状況に合わせた演習の組み立てが要ります。ニュートレジャーは対応教材が少ないぶん、配られた問題集や Work Book をどう回し、どこを市販教材で補うかという演習の設計そのものが、習熟を大きく左右します。

外部検定を一つの区切りに使うのも有効です。今の到達度を確認でき、努力が形になって見えることが、次の学習への自信につながります。

ニュートレジャーで​つまずいた​ときの​立て​直し方

ニュートレジャーでつまずくのは、特別なことではありません。これだけ密度の高い教材を、限られた授業時間の中で、対応する参考書や問題集も少ないまま進めるのですから、消化しきれない生徒さんが一定数出るのはむしろ自然なことです。多くの場合、本人の姿勢や能力の問題ではなく、教材の負荷と、土台の積み上がり方の問題です。

そして、崩れ始めのサインに早く気づければ、立て直しは十分にききます。予習が追いつかなくなってきた、意味を追えないまま丸暗記でしのぎ始めた。そうした兆しの段階で手を打ち、つまずいた地点まで遡って短期で固め直せば、遅れは取り返せます。中学3年の段階からの立て直しでも、一般には間に合います。大学受験までの時間で考えれば、早く気づくほど楽になる、というだけのことです。

リープエンジンの​ニュートレジャー指導​(品川・高輪)

リープエンジン(教室は品川駅高輪口から徒歩3分)では、ニュートレジャーを使う中高一貫校の塾生を、少人数のクラス授業と、入塾直後の1対1の相談学習で指導しています。

通っている学校の進度と定期テストに合わせて、どこでつまずいているかを見きわめ、演習を組み立てます。学校の定期テストから大学受験までを一本の線で見据えた指導が基本です。

文責:リープエンジン編集部 ・ 最終更新 2026-09-21

目標設定の​仕方、​学習環境の​整え方、​学習スケジュールの​組み立て方、​学校の​課題との​向き合い方、​定期試験の​取り組み方、​大学入試に​向けての​勉強法など、​気に​なっている​ことを​そのまま​お聞か​せください。​長い間、​中高一貫校生を​指導してきた​プロの​立場から、​お子さまに​とって​最良と​考える​方​法を​お答えします。​入塾するか​どうかは​関係​ありません。

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